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女性の美を仕事にするためイメージコンサルタントの資格を取得。

ホテルや結婚相談所などでのべ500名の魅力を引き出すパーソナルカラー診断や立居振舞の指導を行う。

身体も心も美しく変わるフィットネスに魅了されパーソナルトレーナーに転向。
のべ20000名のセッションを行う。

大人の親知らず、抜歯後の経過

当ブログは広告を扱っています。

気になってはいるものの、親知らずを放置したままの方は少なくないと思います。
かつての私もそんな一人でした。
が、結局は40代~50代にかけて2年に1度のペースで4本の親知らずを全て抜歯をしました。

こちらの記事では親知らずを抜歯した当日~数日にかけての経過をお話します。

抜歯当日

抜歯1本目は左上の親知らずでした。

1本目を抜歯した当時はあまり存在感がなかった親知らずですが、
1本目抜歯後から隣接する歯を圧迫し始めていた左下の親知らずを大学病院で抜歯しました。
そして3本目は右下の歯でした。
もう抜歯したくないと思っていたのですが、歯茎に埋まっていたのが突き出てしまって、
虫歯になっていたため抜歯せざるを得ない状態でした。
痛みはなかったので、どうにかならないかと思っていたのですが、
今回、抜歯した左の親知らずは、真横にはえ、歯茎に埋まったままで、
特に痛みもありませんでしたが、実際はこちらの方がちょっと厄介だったようです。
抜歯前に撮影したCTの画像では根が神経に触れているのが見て取れました。

抜歯を担当する医師から再度説明があり、かなりの高確率で後遺症が出ると告知を受けました。
この後遺症は日常生活に支障はないものの下唇や下顎がチリチリ、ピリピリしたり、
重症だと感覚が麻痺すると説明を受けました。

抜歯の時間は45分ほどでした。
医師の腕が良く、出血も少なく、時間も前回の半分程度でした。
(前回は医師、二人がかりで1時間半。。。今から思うと研修医だったのでは?疑惑が。。。)

当日は麻酔が効いていたこともあり、就寝前に処方された痛み止め(ロキソニン)を飲む程度でした。

まだ口の中が血の味が広がっていたり、麻酔は切れているのかもしれませんが顔半分が麻痺しているような感覚があり、
食事は柔らかいものしか口にできませんでした。

抜歯の翌日

朝、目覚めて鏡をのぞき込むと一匹のカピパラではなく、顔の右半分が腫れあがった私が映っていました。
腫れる覚悟はありましたが、前回、こんなに腫れたかしらって言う程、右半分は顔がパンパン、
顔全体はむくんで完全に二十顎になっていました。

そして熱感。
計ったところ38.3度。
抜歯後、人によっては発熱するようです。

抜歯した下顎から首筋、頭までピッキーンとした痛み、そして顔の右半分は麻痺したみたいにじりじり痺れ、
表情も動きません。
口も抜歯当日よりも開かなくなっていて、直径1.5cmくらい。
食べ物を小さなスプーンの先にちょこんと乗せて口に運びました。

抜歯の当日はまだ顔の腫れもなかったので
「今回は意外と大丈夫かも?」と淡い期待を抱いていたのですが
翌日から翌々日にかけて腫れが強くなり、痛みもピークを迎えました。

この間、口にしたのは
プリン
ヨーグルト
ゼリー(固形物が入っていないやつ)
口が開けられず、また全体が腫れて噛むことが出来ないのです。
お腹は空いているはずなのに、噛まないから食が進まず、すぐに欲しくなくなります。

食べ物を噛むって大切なことですね。

抜歯後の翌々日

熱は37度台まで下がったものの症状は2日目とほぼ同じ。
回復している気が全くしません。
この日も取り敢えず寝込んでいました。

抜歯から4日目

熱は37度、勤務していたフィットネスクラブでは通常より予約受付を半分にして対応しました。
少し腫れが落ち着いたような気がしたものの、まだカピパラそっくりさんのまま。
そして腫れている頬が変色し、緑色っぽい。
外出時はマスクを着用したものの、マスクから顔が完全にはみ出していました。
医師からは(治りが遅くなるので)一週間は激しい運動禁止、重いものは持たないよう重ね重ね注意をされていました。
仕事柄20Kgのバーベルや10Kgのプレートを持ったり、担ぐのが常です。
この日はしないつもりでしたが、仕事に入るとそんなことは気にしていられません。

通常通りセッションを終え、帰宅後、抜歯した箇所を中心にじーん。。。ズキンズキン。。。
その後は日に日に腫れは落ち着いたものの、仕事でウェイトを扱うとズキズキ痛む日が数日続き、
抜糸するまでは腫れや痛みが強かったです。
抜糸後から目に見えて回復してきました。

親知らず抜歯の辛いこと

・顔の腫れにともない首や肩も辛い
下顎の腫れが影響したのか、首、肩甲骨、頭部と左上半身全体が重怠く、
首はぴきぴき張っているのが本当にしんどかったです。
・食べられない
口が開かない、噛めないため流動食しか口にすることが出来ず、食べることが大好きな私にとって拷問のようでした。
抜歯から3日過ぎた頃から、変な空腹感との闘いもあり(噛んでいないため、満腹中枢が働かなかったと思われます)、
それも辛かったです。
・便通が悪くなる
感染症予防のための抗生物質の服用や食物が摂れていないため便通が悪くなりました。
普段は便通が良いので1週間出なかったのは精神的に辛かったです。
抜歯から一週間後、抜糸をしてから急速に回復し、その頃から少しずつ固形物を口にできる様になったのですが、
それまでの10日間くらいは、噛むもの、量があるものを口にできなかったせいか便秘が続きました。
※抗生物質服用後の腸内環境の乱れが元に戻るまで約半年かかりました
・洗顔
予想外だったのは顔を洗うと激痛がしたことです。
口の中は覚悟していましたが、抜歯した箇所(腫れている箇所)をそっと触れるだけでびりっと電気が走ったような痛み。
これは約一週間続きました。
・口臭問題
抜歯後は傷跡にかさぶたを残すためうがいが禁止されています。
大したものは口に出来なくても、口に何かものを入れるので、食後はやはり気になりました。
恐る恐る歯磨きをし、かさぶたをはがさないよう、口をすすぎ。。。
親知らずを抜いて、縫っているので仕方がないことかもしれませんが、接客業のため口臭問題は深刻です。
ネットで調べて口臭に効果的らしいサプリを購入し対応しました(完全に気休めです)。

親知らずの抜歯を検討されている方へ

親知らずは抜歯後の方が辛いと言われていますが、私もそう感じました。
痛くなければ抜歯をしなくてもいいのでは
とつい、放置してしまう気持ちもとても理解出来ます。
ですが、歯医者から抜歯を勧められたことがあるのでしたら、出来るだけ早く処置した方が良いと思います。

すっぽりと抜ける親知らずであれば問題ありませんが、私のような口腔外科で処置するようなものは、
抜歯も抜歯後も回復のためには、ある程度の体力が必要です。
骨は年を重ねれば重ねるほど硬くなり、抜歯も困難になります。
また抜歯後の痛みも年を重ねればそれだけ辛さも増すでしょう。
私は右と左を別々に抜歯しましたが、左よりは右の方が抜歯が困難で発熱し、寝込みました。
左の時は発熱はしませんでしたので、何かあった時のためにもスケジュールに余裕を持って抜歯をするのが望ましいと思います。
特に痛くもないのに抜歯をすることは勇気が要りますが、痛くなる前に抜歯をされることをお勧めします。
※親知らずが生えていても抜歯が不要な方もいますので、主治医とよく相談をなさって下さいね

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