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身体も心も美しく変わるフィットネスに魅了されパーソナルトレーナーに転向。
のべ20000名のセッションを行う。

50代になったら気をつけたい、帯状疱疹の話(体験談)

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こんにちは。
しなやかボディクリエイターの浅見美菜子です。

冬の寒さが厳しくなる1月半ばになると、思い出すのが
帯状疱疹になったこと。
帯状疱疹の存在は知っていたけど、まさか自分の身に降りかかるとは、
と、当時はびっくり仰天していました。

初めに症状が現れたのは、右わき腹付近。
筋肉痛を酷くしたような、右わき腹が常にぎゅうっとねじられているような、
今まで経験したことがない痛みが続いたのです。

私は恐らく痛みには強いほうで、滅多に病院も受診しないのですが、
2日経っても痛みが落ち着くどころか、どんどん酷くなっている気がして病院に行きました。
調度、痛みが出た前日にダンスで上半身をぐいんと回すような動きをしたので、
そのときに痛めたのか、筋肉痛か、と思ったので整形外科を受診。
ドクターも
「筋肉痛の酷いやつだね~」
と、湿布と超音波とかの器械のリハビリを勧められ、それから毎日通いました。
一刻も早く治したかったので、効いているのかどうかわからない超音波をあて、
遠赤外線で患部を温め。
でも、痛みがひく気配がないんですよね。
筋肉痛だったら少しずつは緩和されるはずなのに、むしろ増している?
その頃は、食事をする、笑う、呼吸するだけで右わき腹がぎゅうっとなって
「いたたたた。。。」
とカラダを前にかがめて痛みが落ち着くまで耐えていました。

そんなある日、病院のベッドで超音波をあてていると看護師さんが
「毎日、来てるけど良くなってる?」
と声をかけてくれて
「悪化している気がするんですよね」
と正直に言ったら
「痛いところ見せてもらってもいい?」
と。
カーテンを閉めて、服をめくってみてもらったら
「もしかしたら帯状疱疹かも」
と皮膚科の受診を勧められたのです。

帯状疱疹を知っている読者の方であれば、ここで大きな疑問が浮かぶと思います。
帯状疱疹ってその名の通り、大量の赤い発疹がでるんだよね、と。
通常の帯状疱疹はカラダのどこかに赤い発疹が帯状に出現しますが、
私は発疹がほぼ出なかったのです。
だから整形外科の先生も私自身も全く気付かなかった!

看護師さんが見てくれたときは、神経のラインに沿うように2つだけ赤い発疹があったようです。

私自身も痛みがなかなかひかなかったので、ネットで調べていたんですよね。
自分の痛みの症状で検索すると、必ず帯状疱疹がヒットするけど、
肝心の発疹がないので(看護師さんが見つけた発疹は背中側)
特徴的な発疹がないから違うよね~と、せっせと整形外科のリハビリに通っていたのです。

その後、皮膚科を受診したら
「ああ、帯状疱疹だね~」
と薬を処方され、薬を飲んで1週間程度で痛みはなくなりました。

そのとき、一番心配していたのは、痛みだしてから皮膚科を受診するまでに1週間以上が経過。
帯状疱疹はできる限り早い段階で薬を飲んで症状を抑えないと、後遺症が残るらしく
(帯状疱疹後神経痛)、皮膚科受診までに1週間経過していたので、後遺症を心配していました。
が、ほぼないです。
忘れた頃にたま~にきゅうっとする瞬間がある程度。
これが帯状疱疹の後遺症なのか、カラダの何かなのかは?
気にするほどではない、程度(笑)。

帯状疱疹は免疫機能が低下すると発症しやすいと言われています。
当時を振り返ると、ダイエット中で食事制限に激しいトレーニングをめっちゃやっていたんですね。
おまけに友人間のトラブルに巻き込まれ、悩んでいた時期でもあり(免疫を下げるフルコース)。

トレーニングもカラダを丈夫にする印象があると思いますが、
トレーニング直後は免疫機能が下がり、また激しいトレーニングをし過ぎると免疫機能が低下します。
何事も適度が良いということです。

その頃はダイエット中(かなりやり過ぎていた)だったこともあり、トレーニングができないことが不安だったんです。
なので、ドクターには「いつからトレーニングできますか?」と何回も聞いていました。
私の場合は激痛が出現してから完全に痛みが落ち着くまでの2週間は安静、
痛みが落ち着いてからは、軽い有酸素運動から徐々にカラダを慣らしていきました。
当時はかなり追い込んでいたので、カラダが悲鳴をあげていたのかもしれません。
帯状疱疹にかかった場合、痛みがあるうちは安静、そしてしっかりと休養をとりましょう。

余談ですが、クリニックでリハビリを担当した患者さんが
「3日前から手がものすごく痛くて辛いのよ」
と手の痛みを訴えたので、痛みがあるところを見せてもらったんです。
見ると、うっすらと発疹がポツリポツリとあったので
「もしかしたら」
と、ドクターの受診を勧めたら帯状疱疹だったとのこと。
早期に発見できたので、後遺症も残らず、めっちゃ感謝されたことがあります。

自分の経験が誰かのお役に立てると嬉しいですね。

なにはともあれ、かからないのが一番ですので、
日頃から免疫機能が下がらないよう、心がけましょう。


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