こんにちは。
しなやかボディトクリエイターの浅見美菜子です。
私のクライアントの多くが同世代の50代以上の女性です。
女性は30代後半から徐々に身体の変化を感じはじめる人が多いですが、
更年期を迎えると、変化が加速し、身体の悩みが尽きなくなります。
そこで運動をはじめたものの、なかなか続かないと悩んでいる人からの相談をよく受けます。
体重や体調の変化をきっかけに運動をはじめる人は多いと思います。
中でも手軽に取り入れられるのがウォーキングやストレッチです。
私も過去記事でウォーキング、ストレッチを推奨しています。
どちらも運動が苦手でも、初心者でも取り入れやすい点が魅力です。
ですが、はじめこそ張り切ってやってみたものの、続けられなかった経験はありませんか？
運動初心者あるあるです。
続けられないのはあなただけではないので安心して下さい。
今回は続けられない原因と対処法をお話します。
続かない問題① 設定が高すぎる
運動初心者がウォーキングをはじめる場合
一日、●●分、もしくは●●Km以上歩こう
と目標を設定すると思います。
クライアントや患者さんからよく聞くのは
毎日、1時間歩いています
と言うお話。
毎日、1時間歩くのは健康的だし、そこそこの運動量がありそうですよね。
ですが、毎日1時間歩けますか？
毎日1時間歩くのは結構ハードルが高いです。
毎日1時間歩くと決めて頑張っていたとしても、
天気が悪い日もあれば、自分自身の体調が整っていない日もあり中断すると、
そこから「今日もいっかな」とやらなくなってしまうケースが多いようです。
運動初心者が何かをはじめる場合は
短時間
から、行うようにしましょう。
ウォーキングであれば、何かのついでに少し遠回りをする、ていどからでOK。
毎日1時間の時間をとろうと思うと、急に用事が出来たりするとモチベーションが下がりますが、
何かのついでであればできそうな気がしませんか？
以前はウォーキングのような有酸素運動は20分以上継続する、が定説でしたが、
現在は1日のトータルで20分以上（なら良い）と変わっています。
例えば仮に駅まで徒歩10分だとすると、駅までの往復だけで1日20分歩いたことになります。
わざわざ運動をする時間を作らなくても、駅までの往復で20分間有酸素運動を行うことができるのです。
在宅勤務で動く機会が少ない人はコンビニまで行くついでに遠回り、からはじめてみましょう。
続かない問題② 疲れてできない
ストレッチを夜に行おうとする場合、疲れてできないことはありませんか？
これもクライアントや患者さんあるあるです。
気持ちはあるのですが、一日の疲れがどっとでて
「今日はいいかな～」（が毎日）
今はYoutubeで検索すると
寝る前のルーティン
などの動画がたくさん出てきます。
平均すると10分程度で構成されているものが多いですが、
疲れているときは、その10分もなかなかハードルが高くなります。
そこで、私が皆さんにお伝えしているのが
これをやると調子が良いと思うもの（鉄板ストレッチ）を1つだけやりましょう
というものです。
疲れているときに時間をとろうとするとハードルが上がりますが、
1つだったらできそうな気がしませんか？
ストレッチも1度に何時間も行うよりは、こまめにちょいちょい行うほうが効果があります。
ウォーキングもストレッチも、気負わずに
気がついたら
できそうなときに
普段の生活にちょい足し
程度の気持ちで行うと、無理なく習慣化しやすいです。
ちょいちょいを継続しながら、少しずつ運動習慣をつけていきましょう。
こちらの記事が運動が続かない、と悩んでいるあなたのご参考になれば幸いです。
