こんにちは。
しなやかボディクリエイターの浅見美菜子です。
今のバレエスタジオに通い始めて、まる一年が経ちました。
50歳の誕生日に、当時通っていたフィットネスクラブのバレエのレッスンに参加。
休み休みどうにか一年経った頃にコロナ渦で中断。
バレエを再開したのと同時にバレエスタジオに入会。
こんな流れの中、現在も継続しています。
昨年の今頃は、絶望のどん底にいました。
もう「バレエやめよっかな~」って、ずーんと落ち込んでいました。
フィットネスクラブでバレエをしていた頃は、私の先生は基礎に厳しく、
徹底して基礎をやってはいたのですが、
約2年のブランクもあり、そして専門のスタジオとフィットネスクラブでは
レッスンの構成からして違う。
一緒にレッスンに参加しているメンバーは上級者ばかり。
そんな中に、ほぼど素人がやってきた、と言う感じでした。
バーレッスンでさえ、何をどうしているのかわからなくてついていけず。
(あっ、こうか、って理解したときは、次のレッスンになっている)
センターは言うまでもなく、悲惨の一言。
バレエは好きだけど
「こんなんでやってていいの?」
って、本当に落ち込んでいました。
再開から2ヶ月経つ頃には、センターレッスンが苦痛に変わっていました。
初めてやることばかりで、腕とか顔とか言われたら、頭の中、真っ白状態。
1月分の月謝を払ってしまったので、1月いっぱいでやめようと思っていました。
でも、不思議なことに年明けから、カラダがスムーズに動くようになったのです。
(精度はおいておいて)
あんなにあたふたして、何しているのかわからなかったのに、
取り合えず手脚がスッとでるように。
どんなことでも、カラダに身に着くまでに最低3ヶ月はかかるものです。
これはトレーニングも同じ。
どんなに簡単に見えるシンプルなトレーニングでも、
それが自分のカラダでやっている、と言う感覚がでるまでには3ヶ月はかかります。
バレエも同じ。
その頃から「レッスンに参加している」状態にはなりました。
(それ以前はただの拷問。とくにメンタル)
先生の言っていることがスッとできるようになってくると、そこからが本番?
カラダの細かい使い方、1つ1つをカラダに覚えさせ、カラダの隅々まで染み込ませていく過程に入ります。
この先はきっと完成形はないんだろうなって思います。
バレエを再開して2年目に突入した12月から、週1回のレッスンから週2回にしました。
1ヶ月経ったところですが、週1より週2の方が圧倒的にカラダの感覚が敏感になります。
まだど素人に毛が生えた程度ですが、1年前と大きく違うのは、今はバレエが楽しくて楽しくて仕方がないということ。
1年前は先生と他のメンバーがバレエの作品の話をしていても
「それは一体、何語?」
って宇宙語のようにしか聞こえていませんでした。
そもそも、パ(動作)でさえ「アンディオール」「アンテダン」って言われても
「なに、なに、なんのこと~」って感じでした。
(先生の名誉のためにいうと、事前に説明はしてくれていますが、難しすぎて理解がおいつかなかった)
今でも顔をつけるのは苦手だし、踊っているときに迷子になるのはしょっちゅう。
それでも一年前からすると、できることが増えました。
大人になってから、何かに懸命に打ち込んだり、上達していく過程を味わうことって少ないですよね。
何よりバレエの世界観(作品、音楽)から広がって、クラッシック音楽やオペラも好きになり
趣味が広がりました。
こんな風に、1つのことをきっかけに広がったり、自分が上達していることを感じられる趣味があると
人生が豊かになりますよね。
バレエに限らずですが、何かを取得していくような趣味で始めるか悩んでいる方は
思い切ってチャレンジしてみて下さい。
始めは思っている以上に大変に感じるかもしれません。
でも、続けていれば、その先には楽しさと豊かさがありますよ。
チャレンジするあなたを応援しています。