こんにちは。
パーソナルトレーナーの浅見です。
さて、一週間前に楽しく食べた翌日、体重が1.3Kgも増加し、青ざめたことを前回の記事でも書きました。
しまった!食べ過ぎた!からの対処法
自分自身でも、自分で書いたことを実践しました。
体重(体組成)が元に戻るまでにかかった期間は調度、一週間。
実体験を交えて、そこからわかったことです。
浮腫みがとれるまで3~4日程度はかかる
食べた翌日、体重計の体重が増加していても体内の水分量が増えただけです。
ですが、その水分は容易には排出されません。
増加した水分の元である食事、糖質や塩分自体が水分を蓄えるからです。
まずはこれらの代謝を促すこと。
こまめな水分補給、そしてこまめに動くなどを継続して行うことが重要です。
1食抜いたけど体組成には反映されなかった
意図的と言うよりも、仕事で食事の時間が取れなかった時があります。
(人には「水分だから気にしなくても」と言いつつも、どうにかして元に戻したいのが女心)
「1食摂れないのだから痩せるかも(そうではないとわかっていても、やっぱり期待するのも女心)」
とウキウキしながら翌日、体組成計に乗りましたが数値は全く変動していませんでした。
その時の体調などにもよりますが、1食抜いたからと言って、体内の余分な水分を排出する手助けにはなっていない、と言うことです。
むしろ食事を摂らなかったことで、排出したり、代謝する材料が不足し、スムーズに流れていなかったのかもしれません。
運動の内容も変化させる
私は日頃から良くカラダを動かしています。
カラダは同じことを続けると、その刺激に慣れる習性があります。
今回のように代謝が鈍っていて、カラダに変化を起こしたい時、いつもと同じ運動内容ではないメニューを実施しました。
と言っても特別なことをしたわけではなく、いつもは1日に置きに行う有酸素運動を連日してみた程度です。
ルーティンではないことをすることで、カラダにとっては刺激になります。
が、あくまでも特別な救済策です(本来、毎日、有酸素運動をすることはお勧めしていません)。
夕食で糖質(主食)を摂るようにした
通常は夕食は主食である糖質を摂ることはほぼありませんが、運動をした日はお茶碗半分程度を摂るようにしました。
糖質は太るからと抜いたり、完全でないにしても軽度の糖質制限をしている方は少なくありません。
特にこれから休むだけの夜、夕食にエネルギー源である糖質(主食)は必要ないと言う考え方もありますし、私も過度の糖質は必要ないと考えています。
夕食に主食を摂り入れたのは運動をした日だけですが、目的は2つ
・エネルギー(カロリー)不足、栄養不足で筋肉の分解を防ぐため
・代謝を促すため
(細かい仕組はいつか書きたいと思っていますが)
太ることを気にすると、無意識に食事量が減ってしまったり、野菜が多くなり栄養が偏りがちです。
食べ過ぎで増えた体重(水分)をリセットするためには、代謝を良くすること。
そのためにも栄養バランスが良い食事を摂ることが大切です。
最近の研究で、夕食に主食(糖質)を摂っても摂らなくても、体重や体脂肪に変化がない、と言う報告もあげられています。
これは年明けに自分自身でも実験してみたいと思っています。
カラダをリラックスさせる時間を多く取った
消化活動を促す副交感神経を十分に働かせるようストレッチなどしてカラダをリラックスさせたり、睡眠時間を十分に取る様にしました。
それから約1週間後
ほぼ元のカラダ(体組成)に戻りました。
体質、年齢、環境(季節的要因など)などにも拠りますが、更年期世代の太りやすい女性の代表として、食べ過ぎで増えた体重(水分)を元に戻すのに1週間程度かかることが今回の経過で実感したことです。
そして体重(水分)1Kgを増やすことは簡単だけど、減らすことは容易ではないと言うこと。
この1週間、いつも以上に
食事、運動、休養
を意識し、行ったことでやっと元に戻すことが出来ました。
言い換えれば
何もしなければ、そのままカラダに定着してしまう可能性もある
と言うことです。
更年期世代、気が付いたら4~5Kg増えていた、と言う相談は日常茶飯事、数年前と比較すると8~10Kg増えたと嘆く方もいらっしゃいます。
それくらい増えやすく、そして落ちにくいのが、この更年期世代の特徴です。
落ちにくい要因は
ホルモン、代謝、活動量など様々な変化によるものですが、一つ言えるのは
太りやすいことを意識し、食べ過ぎたと思ったら、都度、修正をしていく
この繰り返しで、大幅な体重増加は防げると思います。
朝ってからのお正月、美味しいものを楽しく、口にする機会が増えます。
美味しく食べたらリセットする
健やかな2019年をお迎え下さいね。