こんにちは。
しなやかボディクリエイターの浅見美菜子です。
街中のウィンドウや電車の車窓に映った自分の姿を見て
ドキっとしたことはありませんか?
私はあります!
会社勤めをしている頃、仕事で連日、終電で帰宅していました。
ある日、たまたま早くあがれたので、嬉しくてデパートに立ち寄りました。
エスカレーターに乗っていると、両側に設置された壁一面の鏡に
顎を前に突き出し、背中が丸まって、そして髪の毛がボサボサの女性が映っていました。
その女性が自分だと気づいたときのショックは今でも覚えています。
周りに人がいなければ、確実に絶叫していたことでしょう。
当時は30代半ばでしたが、どう見ても40代後半~50代前半にしか見えなかったのです。
「私、姿勢が悪いんです」
パーソナルトレーニングやクリニックの患者さんから、良く相談を受けます。
日本人の9割は猫背と言われています。
その理由は諸説ありますが、個人的には日本の着物文化が影響しているのではないかと思っています。
洋服文化である西洋では、女性はより魅力的に見せるために
胸や背中が大きくあいた服を着て
ウェストはコルセットで締め上げ、より細く、
ドレスの下にはハイヒールと、自分を魅力的にみせるために
メリハリボディを作ったり、姿勢を美しく保つ意識が根付いています。
日本の文化である着物はボディラインを覆い隠し、脚には草履。
日常的に床に座ることも、背中を丸める一因となっています。
子供の頃に姿勢を注意されても、
「胸を張って」
くらいしか言われていませんものね。
何をどうしたら姿勢が良くなる、とかそれを意識させる、と言う面では
日本はまだまだ根付いていないのかな~と思っています。
令和の現在は、和室で生活することは随分と減ったとは思いますが、
その代わりにスマホ、ゲーム、パソコンと
集中すると背中を丸めやすいものが当たり前のように生活の中心になっています。
姿勢の良しあしを決定づけるものは
背中
です。
カラダの中でも最も面積が広い背中は目立ちますし、
残念ながら、意識しない限り、自分で自分の背中を見ることはできません。
それだけに疎かになりがちな部分でもあります。
そこでおブス背中チェック
・猫背である
・下着の上に肉(脂肪)がのる
・ポッコリお腹
・肩甲骨が埋もれている
・二の腕がふりそでになっている
・胸が垂れている
これに一つでも当てはまったら、おブス背中の可能性があります。
(泣かないで~)
そして、これらの項目は、いわゆる
おばさん体型
の特徴です。
悲しいことに背中がおブスだと+10歳には見られてしまうかも。
背中に贅肉がついたり、たるんだり、だらしがなくなる理由は人それぞれです。
意識が届きにくいパーツですが
そういう状態になってしまった原因、
生活習慣、姿勢、カラダの使い方、筋肉のアンバランスなど、
にアプローチすることで改善することができます。
おブス背中チェックをして、ドキっとしたあなたは、美しい背中を手に入れるチャンスですよ!