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女性の美を仕事にするためイメージコンサルタントの資格を取得。

ホテルや結婚相談所などでのべ500名の魅力を引き出すパーソナルカラー診断や立居振舞の指導を行う。

身体も心も美しく変わるフィットネスに魅了されパーソナルトレーナーに転向。
のべ20000名のセッションを行う。

40代になったら身体との付き合い方を変えていこう

当ブログは広告を扱っています。

こんにちは。
しなやかボディトクリエイターの浅見美菜子です。

私が初めに身体の変化を感じたのは30代に入ってから。
体重が増えた時、20代の頃は少し運動をすれば元に戻ったけど、
30代に入ってからはなかなか戻らなくなったり、
20代の頃は徹夜をしても、翌日に爆睡すれば回復していたのに、
30代に入ってからは2~3日調子が元に戻らない。
そんなことを繰り返しながら20代と30代は明らかに身体が違うのだと感じていました。

そして50代になった今、やはり同じように感じています。
私自身は、もう徹夜はできない(万が一、徹夜をしたら大変なことになりそう!)。
同年代の患者さんやクライアントからも身体の変化についての相談を受け続けています。

身体の変化を象徴する有名な疾患が
通称、四十肩、五十肩
と言われているもの。
正式な疾患名は肩関節周囲炎で、何らかの原因で肩関節、もしくは関連する組織の
動きが悪くなったり、硬くなることで肩関節の動きに制限が出る症状です。
40代~50代で発症することが多いから通称、四十肩、五十肩と言われていますが、
30代でも70代でも発症します。
同様に膝関節痛(変形性膝関節炎)など、関節系の疾患を発症しやすいのがこの年代。

そしてどこか一ヶ所に痛みを感じている多くの方が他にも痛みを感じていることが多く、
日常生活の習慣(姿勢、身体の使い方の癖、身体の緊張の強さなど)に起因する痛みは
身体が悲鳴を上げ始めている状態だと思っています。
恐らく若い頃からじわじわと進行していても、20代や30代半ば頃までは
体力があるので他で補えたり、ごまかしがきくけど
40代になると体力も落ち、ごまかしがきかなくなっている状態。
50代はそれが同時多発的に身体のあちらこちらで起きやすい。

数年前のこと、私は70代までガンガンに動けるシニアを本気で目指していました。
筋トレも本気モードで数十キロのウェイトを担いだり、持ち上げたり。
公私ともにフィットネスクラブで過ごしハードなスタジオレッスンをこなし、
このまま年を重ねるだろうと信じていました。

そんな私に転機が訪れたのは3年前の秋。
その年の初め頃から感じていた右腕の違和感が強くなり、腕を挙げることが難しくなったのです。
胸郭出口症候群と言う疾患。
胸郭出口症候群についての詳細は長くなるので、こちらでは省きますが、
肩より上に腕を挙げると電気が走ったようなびりりとする痛みに悩まされました。
原因は多分ウェイトトレーニング。
長年、高負荷(40~60Kg)で胸部のトレーニングを続けていたことが原因のようでした。
自分リハビリを地道に行って、痛みがなくなるまでに丸一年かかりました。

私が本格的にウェイトトレーニングを始めたのは40代半ば頃。
今、思えば高負荷のトレーニングに対して身体をメンテナンスする時間が圧倒的に足りていなかった。
ウェイトトレーニングを始めた頃は、それでも身体がもっていたのでしょう。
しかしながら50代になった時に、身体にとっての負の蓄積の方が大きくなってしまった結果、
胸郭出口に異常が生じたのだと思われます。

それまでガンガンに動けるシニアを目指していた私にとっては、
自分の身体のことを考えるきっかけとなった出来事でした。
ガンガンに動けるシニアになるために、ハードなトレーニングを続け、
結局、怪我をしてしまったという現実。
自分が感じていないだけで、身体は確実に変化しているという事実。

私のクライアントの中にも同年代、もしくはそれよりも上の年代で
テニスや登山、ダンスなど毎日をアクティブに過ごし、ずっと続けたいと願いながらも
身体の疾患に悩んでいるクライアントがいます。
私はパーソナルトレーナーとして、彼らの目標の達成をサポートしたいと心から願っているけど、
自分の怪我をきっかけに、考え方が少し変わりました。
今までも、健やかな身体づくり、悩みのない身体づくり、を目指し
「動ける身体づくり」
がモットーだったけど、
テニスや登山、ダンスなど、具体的な目標があるクライアントには
テニスや登山、ダンスを続けられる身体づくり、を提案するようになりました。
それはテニスや登山、ダンスをするための身体づくり。
身体の土台、そして目標のスポーツをスムーズに行うための筋トレ、
全身の柔軟性の向上、身体を動かした後のメンテナンス(セルフケア)。
それらを重視するようになりました。

ある年代までは、筋トレをしなくても、身体が硬くても、メンテナンスをしなくても
なんとなかった(ごまかせた)。
でもある年代からは、無理ができなくなり、気づかずに同じようにやっていると
身体が悲鳴をあげる。
身体を維持するために強化する部分(筋トレ)と身体をいたわる部分(メンテナンス)が
同じくらい必要になってくる。

50代前半になった私は約20年間通ったフィットネスクラブを退会し、
ハードなウェイトトレーニングもやめました。
緊急事態宣言で約3か月間、フィットネスクラブが休館だった期間、
驚くほど身体が楽になったんです。
万年、どこかが筋肉痛だったり、お尻がパンパンに張っているのが当たり前だったのが、
筋肉痛もお尻の張りもなくなったら、身体が軽くて快適になって
「もしかしてトレーニング頑張りすぎていたのかも?」
と自分に疑問を感じたタイミングで胸郭出口症候群を発症。
ハードに頑張るだけが自分のためになることではない、と痛感しました。
30代、もしかしたら40代前半くらいまでは頑張れるかもしれない。
でも更年期を迎える頃からは、自分に優しく労わることも必要。

この記事をご覧になっているあなたの身体もあなたのために沢山頑張っています。
私の身体も私のためにいっぱい頑張ってくれている。
だからこれからは心地よい身体、ご機嫌な身体でいるために
自分の身体を労わり、慈しみましょう。

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