こんにちは。
しなやかボディクリエイターの浅見美菜子です。
ブログを書くときは、いつも悩み悩み書いています。
いきなりどうした～って感じですね（笑）。
ボディクリエイターと名乗っているからには、
もっともっとカラダのことを書いた方がいいんだろうな、とか
書きたいという気持ちがありつつも、
いざPCに向かうと書けない現象に、ここ数年悩まされています。
私がまだパーソナルトレーナーの養成講座を受講していた頃や
インターンをしている頃の方がカラダのことについて書き続けていました。
当時は学んだことをアウトプットすることが楽しくて仕方なかったんですね。
それから10年、あんなに書くことが大好きで楽しかった私が
「今日も書けない」
現象に悩まされるとは。。。
私のセッションを受けているクライアントのほとんどが、
それまでに、どこかでパーソナルトレーニングを受けた経験があります。
私にたどり着く前にも、整体や接骨院、パーソナルトレーニング、
フィットネスクラブのスタジオレッスン、と何らかの形で人が介在する
トレーニングやセッションを受けています。
そこでクライアントから言われるのが
「他と違う」
と言う言葉。
これは100％言われます。
他と何が違うのかは、私にはわかりません（笑）。
きっとそれを文章で表現したら良いのだろう、とは思っているのですが、
何かがわからない（汗）。。。
ただ一つだけ思っているのは、セッションではクライアントに最高の経験をして欲しいということ。
自分のカラダの可能性を感じて欲しいと、いつも思っています。
だから私はクライアントがもっているものを引き出すお手伝いをしているだけ。
現代人は忙しすぎて、自分のカラダの感覚に鈍感になっている人が多い。
自分のカラダに鈍感なまま、エクササイズをしたり、スポーツをすると
やがて大きな怪我に、放置すれが慢性的な痛みに繋がるかもしれない。
人体には約600（一説には700）もの筋肉があって、その全ての動きを感じることは難しい。
でも、日常の中で、今、どこが動いているのか、を感じる瞬間があって欲しいと思っています。
そのためには、自分のカラダを内観する訓練が必要で、
私のセッションはその練習の場です。
私のセッションが「他と違う」と言われるのは、もしかしたらこの内観する力を養うことに
重きをおいているからかもしれません。
動作、呼吸、目線、指先・・・コト細かに修正するので、
「今まで使っていなかったところを使った」
と言う感覚が得られるのだと思います。
だから反対に
「腰痛にはコレ」
みたいに言えないんですよね。
カラダのプロなんだから、きっとそういう記事が求められているのだろうなぁ、とは思っていますが。。。
腰痛の原因は一人一人違うので、同じ腰痛であっても
症状を聴いて、動いてもらって、それから判断していくので、
「これやればOK」
とは言えないんです（涙）。
過去にこちらのブログで紹介してストレッチやワンポイントエクササイズは、
ほぼ万人に効果があると思われるものを選んでいます。
テッパン的なものしか紹介していません。
その不調の原因が何か、
原因にアプローチをしない限り、不調を改善することは難しいんです。
それと同時に「自分で感じ取る力」も大事。
私に言われるからではなく、自分で気づく、感じる。
セッションを開始して数か月経つと、どのクライアントも
「この間、歩いているときに、こんなことに気づきました」
って日常生活での気づきを話してくれるようになります。
セッション中も、私が修正する前に自分で直したり、
その時の感覚をシェアしたり。
カラダを変えていくためには、この気づきが本当に大切です。
これなくして、どんなにハードなトレーニングをしたとしても、
トレーニングを止めれば元に戻ってしまいます。
私はピラティスやバーオソル（床バレエ）、ヨガをメインに
カラダの感覚を養うためにボディワークを指導に取り入れています。
地味な動きだけど、効く、ってやつです。
以前行っていた重いウェイトを持つ筋トレやHIITなどの全力で行うトレーニングは
現在は自分自身でもやっていません。
繊細な感覚を養うボディワークとは対極にあるように見えますが、
トップクラスのボディビルダーなども、重いウェイトを持ち上げながら
「今、ここに効いている！ここ1週間で最高に効いている！」
とカラダと対話しながら、トレーニングに励んでいます。
だから、自分が思ったようなカラダを造れるんです。
私が目指すのは、日常生活で動くだけで美しくなれるカラダづくり。
ボディビルダーたちが目指しているのは、彼ら・彼女らが思い描いたカラダになること。
目標は違いますが、自分が思い描く姿になるために、繊細な感覚を養い、
日々、鍛錬している点は共通しています。
そして、もう一つだけ必要なことは
知性と知識。
カラダ作りに知性や知識が必要なの？って思うかもしれません。
必要です。
無知はカラダを傷めるだけです。
ここで言う知性や知識は
カラダの正しい知識（解剖学、生理学、物理学、運動力学、栄養学、など）、
そして自分を内観し、感じるとる感性、自分を客観視する力（洞察力、観察力）、
自分に必要なものを選び取る力（判断力）
のことです。
私自身も昔、トレーナーになる前はダイエットマニアでした（笑）。
もう巷にあるダイエットはやり尽くしましたよ（自慢）。
置き換えダイエットとか、朝バナナとか。
でも、一時的な効果はあれど、止めるとリバウンドしたり、
痩せても汚かったんですよね。
肌や髪はカッサカサになるし、全然、美しくない。
今、振り返ると、当時は
「楽して痩せたい」願望のかたまりだったんだと思います。
ですが、今は言えます。
自分の理想の美に近道はない。と。
コツコツコツコツ続ける以外に理想の美を手に入れる方法はありません。
そして、そのために必要なのは知性と知識です。
