こんにちは。
ごきげん美人育成コーチの浅見美菜子です。
なんか調子が
悪いなぁ・・・。
なんだか体調がすぐれない、どこが悪いわけでもないのにカラダが重だるい、そんな症状に悩んでいませんか?
更年期世代はホルモンバランスの乱れから更年期障害や自律神経の乱れを起こしやすくなりますし、毎日が忙しかったり、気温・気候の変化でも自律神経は影響をうけます。
いちど自律神経が乱れると、整えるまでに時間がかかります。
私自身も自律神経失調症になり3年間闘病生活を送りました。
なかなか手ごわいんですよ。
ですので、まだ症状がかるいうちに整える習慣をつけたいですね。
今回はパーソナルトレーナーでもある私が、
自律神経を整えるために効果的な運動を厳選。
また、逆効果になる運動もお伝えします。
一緒に自律神経美人(そんなのあるの?)を目指しましょう!
自律神経を整えるのに運動は効果的
自律神経の不調のおもな原因はホルモンや生活習慣の乱れ(不規則な生活習慣)やストレスです。
自律神経の不調に悩む現代人の多くは、活動をするための交感神経が過剰にはたらき、カラダは緊張状態がつづき、血行不良をまねきます。
その結果、睡眠障害(眠りが浅い、寝つけない)、慢性的な肩こり、腰痛、頭痛、冷え、むくみ等々の症状をひき起こします。 おすすめする軽い有酸素運動やストレッチは、カラダの緊張をほぐし、血のめぐりも良くなるのでコリやむくみに効果的です。
現代人におすすめなのは
アクティブレスト
カラダが不調なのに運動なんて・・・ と思うかもしれません。
むかしはカラダが不調のときは休むが定説でしたが、近年はアクティブレスト(積極的休養)が推奨されています。
かるい有酸素運動(ウォーキングとか)で血流を良くし、カラダにたまった疲労物質や老廃物を流したり、緊張をほぐすことで体調の回復をうながすという考え方です。
だるいけど、カラダを動かしたらなんかスッキリした、汗をかいたらスッキリした、と言う経験はありませんか? 動かせる状態であれば、積極的に(かるい)運動をしましょう、と言うのが現代の考え方なのです。
自律神経を整える運動3選
1.かるい有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど)
さまざまな有酸素運動がありますがウォーキング、ジョギング、サイクリングなど一定のリズムで行える有酸素運動は自律神経を整える効果があります。
ウォーキングやジョギングのトントントンと足が地面に接地する時のかるい衝撃が自律神経に良いといわれています(自律神経は一定のリズムが大好き)
軽快な音楽に合わせて行うエアロビクス(初級)などもおすすめです。
2.ヨガ
深い呼吸をうながし、カラダをリラックスさせるヨガは休息モードの副交感神経にはたらきかける効果があります。
カラダの緊張がゆるみ、深い呼吸をすることで血流がよくなり、慢性的な肩こり、腰痛が改善されたり、頭痛がおちついたりします。 ヨガもいろいろな種類がありますので、初心者向けやリラックス系のゆったりしたヨガがおすすめです。
3.ストレッチ
呼吸とともにカラダを伸ばすストレッチは、カラダにたまった疲労物質や老廃物をうながしたり、むくみ改善にも効果的。 習慣にすれば、肩こりや腰痛、頭痛にも効果が期待できます。
自律神経の不調におすすめしない運動3選
1.ハードな有酸素運動
はやいスピードでのランニング、カラダをはげしく動かすダンス、フィットネスプログラム、対戦相手がいるスポーツ競技(勝ち負けがゴールになるもの)は神経を高ぶらせ、神経やカラダを過度に緊張させるためおすすめしません。
2.ハードなヨガ、ピラティス
ヨガやピラティスはさまざまな流派があり、レッスンも多様化しています。
パワーヨガやアシュタンガヨガなど動きがハードなものや、流行りのフィットネス的なピラティスはカラダを緊張させる可能性があるため注意が必要です。
3.ホットヨガ
自律神経を整える効果があると言われているホットヨガですが、効果は個人差があります。
効果がある人もいますし、私は悪化させました。
ホットヨガは非日常の環境下でおこなうので、自律神経にとっては異常事態。 私は「自律神経失調症が治る」と言われて入会したのですが、 かなり悪化させて大変でした。
ホットヨガで更年期障害を改善した、という人も知っているので、 個人差はあるかもしれませんが、体調を崩すヨガインストラクターも多数いるため、不調を感じているのであれば、できれば避けたいです。
それでも試してみたい場合は、主治医と相談をしてからにしましょう。
まとめ
・自律神経の不調に運動は効果的
・近年ではアクティブレストが推奨されている
・おすすめは血流を良くし、疲労を回復させる軽い有酸素運動やヨガ、ストレッチ
・おすすめしないのは激しい運動や非日常で行うホットヨガ
無理がないペース(1日5分からでもOK)で行ってくださいね。