「自己肯定感」と言う言葉、最近よく耳にしますね。
自己肯定感とは、自分を肯定する(受け入れる)ことです。
欧米と比較すると日本人は自己肯定感が低い傾向にあります。
幼い頃から自分の軸を持ち、自分の意見を主張しなければ社会で活躍することができない
欧米文化と比較すると、日本は「和」を大切にする文化。
欧米と日本の文化の違いも、日本人の自己肯定感が低い要因の一つなのかもしれません。
自己肯定感が低すぎると
自己肯定感が低い原因は様々です。
生育過程で受けた教育や影響、過去のネガティブな経験からのトラウマなどが考えられます。
自己肯定感が低い人の主な特徴として
自分に自信がなく
自分と他者を比較する癖があり
他者に依存しやすく
物事をネガティブに捉えやすい
傾向があります。
ある程度であれば問題はないのですが、
あまりに自己肯定感が低いと生きづらさを感じてしまいます。
せっかくのチャンスを逃してしまったり、やりたいことがあってもチャレンジできず、
悶々とした毎日を送ることになります。
今からできる自己肯定感を高める方法
自己肯定感を高める方法は様々な書籍やサイトで紹介されています。
私がお勧めしたいのは
自分のために行動すること
です。
例えば普段、あまり身なりをかまっていなければ
自分のためにヘアスタイルを整える
髪の毛の感覚(サラサラ、しっとり、つやつやなど)を感じながら、
いつもよりも丁寧にブラッシングする。
これだけでも、自分のための行動です。
湯船につかって、一日頑張った自分の脚を優しくマッサージする。
帰宅後、お気に入りのバッグを軽く布で拭いてしまう
健康を考えて、遠回りして歩いて帰る
丁寧にコーヒーを淹れてくれるカフェで一息つく
今すぐに自分のために出来ることは沢山あります。
自己肯定感が低いと言うことは自分を大切に出来ていないと言うことです。
自己肯定感が低い人は
「自分はダメだ」
「自分にはできない」
と自分にダメ出しすることは得意ですが、自分を労り、大切にすることは不得意です。
まずは自分のために今、できることをしてあげましょう。
私の話になりますが、先日、パジャマを新調しました。
オーガニックコットンの着心地が良い素材で、優しい色合いのパジャマです。
今までTシャツにトレーナーで寝ていたので、パジャマで寝るのは小学生の時以来!
寝る時にパジャマを着るだけで「寝る時にパジャマを着るちゃんとした人」(勝手なイメージ)と
それだけで気分が上がってしまい、パジャマを見ると嬉しくてニヤニヤ、
着心地が良いので、寝るのも楽しみになりました。
そしてお気に入りのパジャマを着て寝るために、寝る前のストレッチも毎日するようになり・・・
と、パジャマ効果凄い!と感心しています。
これは一例ですが、自分のために何かをすると自分がご機嫌になるんですね。
自分のために何かをすることは、
自分で自分の機嫌を取る(ご機嫌にする)
自分を大切にする
ことに繋がります。
どんなことでもですが、
自分を愛すること
全ての根底にこの気持ちがないと、その先にある自己肯定感を高めるとか、
色々なことを乗り越えていくのは難しいのではないかと思っています。
どんなことでも構いません。
今から自分のためにできることをしましょう。
そして、その時の自分の感情や感覚をしっかりと味わいましょう。
それを続けることで、自分を大切にできるようになります。