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ホテルや結婚相談所などでのべ500名の魅力を引き出すパーソナルカラー診断や立居振舞の指導を行う。

身体も心も美しく変わるフィットネスに魅了されパーソナルトレーナーに転向。
のべ20000名のセッションを行う。

ヨガがどこに効いているかわからない件

当ブログは広告を扱っています。

日本でもヨガは多くの人に楽しまれています。
ヨガを受ける場所もオンライン、公共施設、フィットネスクラブ、ヨガスタジオと、
誰でも、どこでもヨガのレッスンを受けることが出来ます。
しかしながら
「ヨガをしていても、どこに効いているのかわからない」
と言った声も多く聞こえてきます。
「ヨガって良さそうだけど・・・(ちょっともやもや)」と感じているのはあなただけではありません。
今回はヨガのレッスンについてお話します。

「どこに効いているのかわからない」と思っている人は意外に多い

ヨガのレッスンを受けていても
「どこに効いているのかわからない」
と思っている人は意外に多くいます。
私のクライアントや患者さんの中にもヨガ経験者は多いのですが、
その殆どの方から
「どこに効いているのかわからない」
と言った声を聞きます。
その結果、レッスンを辞めてしまった、
何となく健康に良さそうだから、と何となく続けている方が多いのです。

何故、効果がわかりにくいのか

ヨガは
動く瞑想
ヨガの起源は瞑想と言われています。
長い歴史の中で、身体を動かすこと(アーサナ※ポーズ)が加わり、
現在の形になりました。
ただ瞑想をするよりも、呼吸を整え、アーサナを通して深く呼吸をしながら身体を整えると、
より深い瞑想に入ることが出来ます。
ヨガのアーサナにはそれぞれ目的がありますが、一番の目的は呼吸と身体、マインド(心)を
繋げて一つにすることです。
深い瞑想をするための、流れの中にヨガが位置しています。
近年、フィットネスとしてのヨガが発展し、現在のようなレッスン形式になっています。
レッスンやインストラクターによっては
「このポーズは〇〇に効果的」
と言うようなアナウンスがあるかもしれませんが、
ヨガの起源を遡ると、1つ1つのアーサナの効果を求めると言うよりは、
レッスン全体を通しての効果を感じるものなのです。

またヨガに慣れていない人や身体が硬い人は、アーサナを行うことに意識が向きやすく
本来、効かせたい部位に効かせられていない可能性も高いです。
ヨガのアーサナを心地よく行うためには、ある程度の柔軟性は必要です。
まだそこまで身体ができていない場合、ポーズが浅くなってしまったり、
無理やり身体を引き延ばそうとしてしまっている可能性があります。
すると本来、伸び感を感じるアーサナで痛みを感じたり、
頑張りすぎて深い呼吸が出来なくなってしまいます。

ヨガインストラクターのスキルの問題、かも

上記でヨガの効果はレッスン全体を通して感じるもの、と書きましたが、
行うアーサナ1つ1つにも目的や意味はあります。
インストラクションが上手なインストラクターであれば、それらの点を上手く伝えて導くことが出来ると思いますが、
上手く伝えられていないインストラクターがいることも事実です。
現時点でヨガインストラクターになるために資格取得は必須ではありません。
国際的な資格としてRYT200(全米ヨガアライアンス200時間)がありますが、
RYTでなくても、養成講座を受講していたり、ヨガ熟練者(ある程度のレベルまで出来る)であれば
インストラクターになることは出来ます。
有資格者であるRYTや養成講座も受講内容の凡その基準はありますが、
主催者、主催団体によってバラツキがあります。
要は有資格者であってもインストラクターによって指導スキルにばらつきがあるのです。
先ほど例に挙げた初心者や身体が硬い人がヨガを行う場合は、経験豊富なインストラクターの
それらの特徴(初心者で良くわかっていない、身体が硬くて思うように動けない)を考慮した
指導が求められますが、そうではないケースも多々あります。

またインストラクターだからと言って、身体に詳しい訳ではありません。
身体の機能を学ぶのは「解剖学」と言う分野になりますが、
養成講座などでは、そこまで深く解剖学に触れていないと良く耳にします(し、実際に
ヨガインストラクターから身体に関する質問も良く受けます)。
中には個人的好奇心で解剖学を学び、詳しくなっていたり、
理学療法士や私のようなパーソナルトレーナーで解剖学の知識を持った人がヨガを学ぶケースもありますが、
グループレッスンの場合、どのインストラクターがどの程度の知識を持っているかは、参加者からわからないのが現状です。

【私見】「ヨガがどこに効いているかわからない」の答え

ヨガの特性から「ヨガがどこに効いているかわからない」と感じるのは当然のことです。
私の個人的な意見ですが、ヨガのレッスン中の1つ1つのアーサナではなく、
レッスン全体を通して、終わった後に
「スッキリした」
「軽くなった」
「気持ちよい」
「調子が良くなった」
など、何らかの良い感覚を身体に感じられればOKです。
私自身もヨガを行う時に苦手なアーサナ、上手くできないアーサナもあり、
苦手なアーサナは頭で理解していても、身体に落ちていないことがあります。
指導する側の私もそのように感じるのですから、慣れていない人が心地よく感じられない、
効果が感じられないのは当然のことです。
ですので1つ1つのアーサナを追いかけけるのではなく、レッスン全体を通して
「良かった」
と感じれば良いと思います。
残念ながら、レッスンに参加してモヤモヤしてしまったり、逆に疲れてしまった場合は
インストラクターが合っていない可能性もありますので、他のインストラクターのレッスンも受けて
自分に合うインストラクターを見つけてみて下さいね。

まとめ
ヨガのレッスンがどこに効いていないかわからないのは当然、レッスン全体を通して感じましょう。
自分とインストラクターが合っていない可能性もあるので、色々なインストラクターのレッスンに参加しましょう。


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