こんにちは。
更年期世代の女性のカラダづくりを応援するパーソナルトレーナーの浅見です。
食事をしたのに、無性に甘いものが食べたくなることはありませんか?
食後のデザートにと一口のつもりが止まらなくなった経験はありませんか?
私は日々、ダイエットに悩む方から相談を受けていますが、
甘いものがやめられない、とまらない
と言うご相談もダントツに多く、ダイエットのお悩みのトップ10に入っています。
甘いものが食べたくなる時、寝不足、生理前、ストレス過多など様々な要因がありますが、本日はそれ以外の要因で自分ですぐに対応できることについて。
無性にあまいものが食べたい原因は栄養不足
しっかりと食事を摂ったはずなのに、無性に甘いものが食べたくなる時があります。
「ストレスかな?」
と一口、味わうつもりがどんどん欲しくなる。
いくら食べても甘いものが食べたい欲求が収まらない。
そんな時は栄養不足かもしれません。
ただ、現時点では明確な科学的根拠が示されている訳ではなく栄養学的な視点から「そういうこともあるのではないか」と言う見解ですが、あながち事実無根ではないと思っています。
私は日々、沢山の方にダイエット指導をしていますが、間食で悩んでいた方も、栄養バランスが良い食事を摂れた時は間食をせずに済んだり、間食の内容がシンプルなもの(ナッツやおせんべい1枚とか←今まではポテチ1袋)に変化したりしていますので、
3食の食事でどれだけ栄養バランスが良いものが摂れているか
が、食欲に大きく影響していると考えています。
こちらの記事でも指摘しましたが、栄養が不足しても痩せにくくなります。
食べていないのに痩せないの対処方
身体活動に必要な栄養素が不足した時、カラダがサインを出して警告することはあると思っています。
実例:食後のスイーツがやめられなかった女性の改善例
40代のA子さんは毎食後のスイーツがお約束でした。
コンビニで新製品を購入することが楽しみで、新製品を購入し、それをまるまる1つ食後に食べていました。
それが体重が増加している原因だとご本人もわかっていましたが、やめることが出来ませんでした。
いきなり食べなくすることはかえってストレスになるので、まずは1個の製品を3分割するとか、出来るだけ個別包装の製品を購入し、量を制限するなどアドバイスしましたが、1個の製品を食べきるまで食欲は収まらなかったそうです。
そこで再度、彼女の食事の内容をチェックしたところ主食である炭水化物を抜いていることに気付きました。
立ち仕事で一日中、忙しく動き回っています。
A子さんが活動するための主なエネルギー源となる糖質が不足しているのではないか?
そこでA子さんに3食、おにぎり1個分の炭水化物を摂ってもらうようにしました。
一般で流布している
お米は太る
をかなり気にしていたA子さんは初めは抵抗を示しましたが、主食の代わりにお菓子を食べ続けるよりは・・・とご飯を食べるようになったところ、食後に無性に甘いものが食べたいと言う欲求が消えました。
無性に甘いものが食べたくなる時に不足しているのは
甘いものは高カロリーですぐにエネルギー源になりやすいものが多いです。
そのため、エネルギー源として使われやすい糖質やタンパク質が不足しているのではと考えられています。
甘いもに限らず食欲がコントロールできない場合、やはり何かが乱れている可能性が高いです。
栄養バランスが摂れた食事、睡眠(休養)、身体活動量などなど
世の中、様々なメソッドが出ていますが、まずはこれら基本がしっかりと出来ていることが大前提だと考えています。
特に更年期世代の女性のカラダは日々、様々な変化が生じています。
何かが乱れるだけで、心身に大きく影響を与えることもあります。
更年期世代の女性のカラダづくりは心身に過度な負担をかけずに、心とカラダを整えていくことが大切ですよ。