何となくうつうつとしてしまうこと、ありますよね。
不安だったり、考えても仕方がないことを考えてしまったり。
一度は他のことに意識を向けても、気が付いたら考えてしまっていることはないでしょうか。
そんな時に試して欲しいことを紹介します。
メディア断ち
TVやネット、SNSなどの全てのメディアを断つ時間を作りましょう。
現代に生きる私達は様々な形で情報のシャワーを浴びています。
その情報の多くがネガティブなものであったり、根拠が薄いものです。
TVの情報番組でも、連日コロナ関連のニュースに多くの時間が割かれ、
見ているだけでも気持ちが沈みます。
また特集では煽り運転や窃盗や万引き、盗聴など不安を煽る映像が繰り返し流されたり、
怒鳴りあう喧嘩のシーンなども放映されます。
こうした暴力的であったり感情を揺さぶられるような映像を長期的に見続けることは、
私達の心に深刻な影響があると言われています。
残酷なシーンを目にした人がPTSD(心的外傷後ストレス障害)のような
症状を引き起こすこともあるようです。
これは受動ストレスと言われています。
他人のストレスから自分が受けるストレスです。
日頃、私達が受けているストレスの大半が受動ストレスであるとも言われています。
受動ストレスが私達に与える主な影響は
認知機能の低下
判断力の低下
ネガティブに傾きやすい(引っ張られる)
などが挙げられます。
長期的に受け続けると鬱や不安症を引き起こす原因ともなりえます。
受動ストレスを受け続けた心理状態下では、根も葉もないデマを鵜呑みにしてしまうことも起こりえます。
ネットなどで得られる根拠に乏しい情報を鵜呑みにしてしまうこともありうるのです。
自分の心を守るためにも、一時的にメディアデトックスはお勧めです。
世の中に溢れる多くの情報は「私達の注意を引く」ことが目的です。
事実をありのままではなく、人の注意を引くように編集されていたりもします。
世の中の情報はそういうものだ、と前提にするだけでも情報の見方や受け止め方が変わります。
うつうつとしがちなあなたのご参考になれば幸いです。