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女性の美を仕事にするためイメージコンサルタントの資格を取得。

ホテルや結婚相談所などでのべ500名の魅力を引き出すパーソナルカラー診断や立居振舞の指導を行う。

身体も心も美しく変わるフィットネスに魅了されパーソナルトレーナーに転向。
のべ20000名のセッションを行う。

マインドフルネス瞑想の注意点

当ブログは広告を扱っています。

ストレスを軽減するマインドフルネス瞑想を実践している人が増えてきています。
いつでも、どこでも、誰でも出来るマインドフルネス瞑想法は手軽に出来るストレス軽減法として人気です。
マインドフルネス瞑想はストレス軽減以外にも、集中力アップ、自律神経を整える効果、
コミュニケーション力アップなど沢山の効果があります。
その効果を聴くだけでやってみたくなってしまいますね。
実践した人に沢山の効果があるマインドフルネス瞑想ですが、注意点もあります。
今回は注意点を紹介します。


自分のみたくない部分を見てしまうことがある

目をつむって呼吸に意識を向けると、様々なことが思い浮かんできます。
いわゆる雑念です。
マインドフルネス瞑想では、その雑念に上手く対処できるようになることも課題ではありますが、
雑念に上手く対処が出来ない場合、自分の感情に引っ張られてしまうことがあります。
それは最近起きた哀しいことだしまったり、忘れていたはずの怒りの感情であったり。
上手く対処できない場合は、それらの感情に飲み込まれそうになったら、
一息ため息をついて、そのため息と一緒に感情を吐き出し、そっと目をあけて瞑想を終えましょう。

自分の世界に入り込んでしまう

瞑想中にブラックボックスのようなものに吸い込まれるように自分の世界に入ってしまう場合があります。
それは本当に暗闇であったり、夢の中にいるような現実とは違う世界の場合もあります。
特に精神疾患がある方は入りやすかったりもします。
精神疾患がある方は瞑想に興味を持ったら、はじめる前に主治医に確認をして下さい。
瞑想は沢山の効果がありますが、逆効果になる場合もあります。
通院中の方は主治医もしくはカウンセラーの意見を仰ぎましょう。

かえってストレスが溜まってしまう

本やYoutubeなどでマインドフルネス瞑想のやり方が紹介されています。
またアプリ、サブスクなども沢山あります。
その多くが呼吸に意識を向けるよう誘導するところから始まりますが、
そもそも現代人は深呼吸が苦手で呼吸が浅い人が多いのです。
そうすると音声に合わせて呼吸をするだけで苦しくなってしまう場合もあります。

また安楽座で骨盤を立てて座ろうとすると、腰痛がある人は腰の違和感や痛みが気になり始めたり、
膝が痛いと安楽座を組むことが苦痛であったり・・・
今の自分自身の身体がテキストに当てはまらない場合が多々あります。
それを当てはめようと頑張ってしまうと、せっかくストレスを軽減させたくてやっているのに、
却ってストレスフルになったり、疲れてしまうこともあります。

基本の型でできるにこしたことはないですが、型にとらわれず、あなた自身が楽な姿勢で行って下さい。

夜に行う

夜の瞑想は基本的にはお勧めしていません。
例外的に睡眠の質を深めるための瞑想法は推奨していますが、
それ以外は就寝時間の3時間前までに終えているのが理想的です。

その理由の1つ目はマインドフルネス瞑想をしていると、脳が活性化されて覚醒することがあります。
瞑想後、スッキリした、などは思考がコントロールされ頭の中がクリアな状態です。
すると熟睡するために行ったのに、却って目が冴えてしまって眠れなくなり本末転倒です。

もう1つは瞑想をすると眠るようになってしまうことがあります。
例えば瞑想をする時の基本姿勢、安楽座で骨盤を立てて、背骨を伸ばして、目を閉じて・・・
を繰り返していると、その姿勢をとるだけで自然に瞑想に入れるようになります。
これをアンカリングと言います。

会議の前に緊張で喉が渇くことに気づいたら、
その時から会議の前は喉がカラカラしている感覚が出てくるとか。
実際に喉が渇いていなくても、脳と身体がその感覚を覚えてしまうのです。

瞑想を夜に行い、そのまま寝ることを続けていると、脳と身体は「瞑想する=寝る」と覚えてしまいます。
瞑想する目的が熟睡することであれば問題はないのですが、違う場合はやっかいです。
以上の理由からできれば就寝する2~3時間前に瞑想を終えていることが望ましいです。

目的を明確にする

この記事でもマインドフルネス瞑想には沢山の効果があると、くどいくらい書いています。
マインドフルネス瞑想の効果は心を整えるものからパフォーマンスアップと幅広いです。

現時点で販売されている関連書籍を見ても
心(ストレス低減、感情コントロール)
ビジネス(ストレス低減、パフォーマンスアップ)
人間関係(コミュニケーション)
に大方分類が出来ます。

あなたが自分の感情をコントロールしたいと思いマインドフルネスにたどり着いた場合、
ビジネス系のパフォーマンスアップの本を読んでも言葉がスッと入ってこないかもしれません。
するとマインドフルネスって良いって聞いたのに・・・(そうでもないかも)
となってしまうと非常に勿体ないです。

また講師によっても強味が異なります。
せっかくマインドフルネス瞑想講座を受けに行ったのに、
なんだかすっごく難しい言葉の連発でついていけなかった、となってしまうこともあります。

ミスマッチを防ぐためにも、瞑想によって何を得たいのか目的を明確にしておきましょう。
マインドフルネス瞑想は沢山の良い効果がありますが、万能ではありません。

一番はご自身の目的に合っていること、そして指導者が自分に合っているかもとても大切なポイントです。
今は多くの瞑想指導者がSNSなどで情報発信をしていますので、それらをチェックし自分と合いそうか確認をしましょう。

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