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女性の美を仕事にするためイメージコンサルタントの資格を取得。

ホテルや結婚相談所などでのべ500名の魅力を引き出すパーソナルカラー診断や立居振舞の指導を行う。

身体も心も美しく変わるフィットネスに魅了されパーソナルトレーナーに転向。
のべ20000名のセッションを行う。

アラフィフになってやめたこと ④フィットネスクラブ

当ブログは広告を扱っています。

私は30代半ばから約15年間、フィットネスクラブに通っていました。
(うち約6年間は休会)
フィットネスクラブが大好きで、フィットネス業界に転職してしまったほど。
そんな私が公私ともにフィットネスクラブを離れることになった経緯をお話します。

いつまで続けるか問題

フィットネスクラブは幅広い年代層が集まりますが、大きく分けると
・シニア層(最近の主流、特に平日のデイタイムはメイン層)
・40~50代(仕事や家庭の用事が自分で調整できるようになる年代)
が多いです。
私自身も40~50代の層にいましたし、友人も同年代が多かったです。
その中で良く話題にあがったのが
「いつまで続けるか」
でした。
お気に入りのスタジオレッスンがあれば、そのレッスン目当てに週に数回、足を運びます。
支度して、家を出て、フィットネスクラブで着替え・・・・とすると2~3時間は要します。
スタジオレッスンに複数出る人も多かったので、4時間以上かかっている人もいました。
結構、時間が取られますよね。
そして40~50代の層に人気があるのは、アクティブに動くレッスン。
レッスンは楽しいけれど、身体の疲労回復がついていかなくなってきます。
レッスンの参加頻度が高ければ尚更。
無理して続けると怪我をしてしまったり。
実際、どこかしら痛めている人は多かったです。
フィットネスクラブは健康にも良く、楽しく、ストレスも発散できるけど、
いつまで身体が続くのだろう
いつまでこの状態(週に数回通う)が続けられるのだろう
と悩みつつ、特にやめるきっかけもないので、ずるずるしている人も少なくないと思います。

私がフィットネスクラブをやめた理由

私はフィットネスクラブ大好きで、パーソナルトレーナーになりフィットネス業界に転職をしました。
会社員時代はストレスフルだったのが、身体を動かすとスッキリとして、
心と身体の関係性に興味を持ち、追究したくなったのです。
フィットネスが大好きだった私がフィットネスクラブをやめた直接的な原因はコロナ渦の影響でした。
パーソナルトレーナーとして活動をしていた店舗も緊急事態宣言などの影響を受け閉店。
プライベートで通っていたクラブも数ヶ月休館していました。
今まで生活の中心にあったフィットネスクラブがなくなり、考えることが多くなりました。
例えば、私のクライアントは機能改善やボディメイク目的の人が多いですが、
フィットネスクラブが使用できない時、せっかく頑張ってきたことがリセットされてしまいます。
フィットネスクラブありき、のトレーニングはクライアントのためにならないのでは。
と考え始めたのです。
私自身についても同様で、フィットネスクラブで筋トレして、スタジオレッスンに出て、
たまにランニングマシンで走って、と自己管理の一環ですが、フィットネスクラブありき、
で成り立っている自己管理。
2011年の東日本大震災の時もそうでしたが、フィットネスクラブありきの自己管理は
何かあった時に継続が難しくなります。
そしてこれは身体の機能的な観点ですが、これから年を重ねていく上で、無我夢中で
ガシガシ身体を動かすことの身体への影響も考え始めました。
例えば、膝を怪我している人が多いのですが、膝の軟骨は一度減ってしまったら再生はしません。
ノリノリの音楽に合わせてガシガシ身体を動かすのは爽快感ですが、
それが本当に自分の身体のためになっているのか、
と考え始めたのです。
緊急事態宣言下、友達を自然の中をウォーキングしたり、Youtubeを見ながら自重のトレーニングをしたり、
フィットネスクラブがなくても出来ることはありますし、
身体の機能面を考えれば、重いウェイトを持ったトレーニングや激しいスタジオレッスンが全てではない、
と感じました。
道具がなくても十分に鍛えられるし、むしろクライアントには日常生活で生かしてもらえるような
トレーニングを指導したいと思い、フィットネスクラブでのトレーナー活動を終え、
プライベートで通っていたフィットネスクラブも退会しました。

15年間続けたフィットネスクラブをやめて感じていること

現在はスタジオをお借りして、そこでトレーニング指導をしています。
上述した通り、クライアントに日常生活で生かせるトレーニングを提供しています。
クライアントも私と一緒に年を重ねていますし、色々な状況下にあります。
その中でわざわざ特定の場所を必要とし、トレーニングに何時間も割かなくては効果が出ない、
トレーニングではなく、日常生活そのものがトレーニングになるような身体の使い方を指導し、
良い結果が得られています。
プライベートでは時間の余裕が出来ました。
フィットネスクラブに行こうとすると、どんなにサクッと終わらせようと思っていても、
往復の時間、館内の時間等々、時間が取られてしまいます。
フィットネスクラブに割いていた数時間がまるまる自分の時間になるのですから、大きいですよね。
また、ここだけの話(ってネットのブログですが)、
フィットネスクラブでは人間関係のもろもろがついてきてしまうこともあります。
友達が出来るのは楽しく、親友と呼べる人にも出逢えたことは私の財産です。
ですが、それだけではなく、噂話や悪口が好きなグループもいたり、
平和に過ごそうとしているのに飛び火してきたことも。
正直、そういうの、私の人生に必要ないです。

40代のある時点から、今まで感じたことがない感覚を感じることが増えました。
疲れが抜けにくい
一日中だるい日がある
何もしたくない日がある、などなど
それが更年期によるものなのか、年を重ねる上でのことなのかはわかりません。
もしかしたら両方かもしれません。
要は無理がきかない年齢になってきたのです。
そのことを受け入れて、変わって行く自分と上手く付き合っていきたいと思うようになりました。
それは無理をしないこと
自分に優しくすること
そして残りの人生を共にする身体を大切にすること
身体の機能を鍛える、磨く、そして整えてメンテナンスをする。
そんな風に自分の身体がいつでも一番良い状態であることが、
自分が思い描く人生を歩いていく上で大切なことではないかと感じています。



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