こんにちは。
更年期世代の女性のカラダづくりを応援するパーソナルトレーナーの浅見です。
インフルエンザが流行っていますね。
またインフルエンザが原因と思われる事故のニュースも日々、耳にします。
本日はインフルエンザの予防法について。
インフルエンザにかかるのは冬だけではない
インフルエンザのピークは1月下旬~2月上旬です。
が、インフルエンザウィルス自体は一年中、感染する可能性があります。
実際に私自身は8月末にかかったことがあります。
冬に流行るのは空気が乾燥していて、ウィルスが活発に活動をしやすい環境になります。
反対に冬の乾燥は人の気管支やカラダの抵抗力を弱め、口や鼻からウィルスが体内に侵入しやすくなります。
冬だけのイメージがあるインフルエンザですが、実は一年中注意が必要なのです。
インフルエンザの予防接種
インフルエンザを予防するために予防接種される方は多いと思います。
確かに予防接種は有効な予防対策の一つですがインフルエンザにかからないわけではありません。
予防接種をしてもインフルエンザに罹患します。
予防接種をすることでインフルエンザを重症化させない効果がありますが、予防接種をしたとしても通常の症状が出る場合もあります。
ですので、予防接種は万全な対策ではないのです。
インフルエンザの予防法6つ
インフルエンザの予防にマスクやうがいの明確な効果は実証されていません。
しないよりはした方が良いかも、です。
インフルエンザの予防法で一番推奨されているのが
手洗い
手洗いは流水で30秒間すすぎます。
手洗いのポイントは、指輪や時計を外して
・爪の間
・指の間
・手首
までしっかりと洗うこと。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/flu/hand/
正しい手洗いの仕方(東京都感染症情報センターHPより)
共有タオルなどは避け、ペーパータオルを使用することが望ましいです。
爪を短く切りそろえる
手を洗う時、またはアルコール消毒をする時、手のひらや指の部分は意識しますが、意外と忘れがちなのが爪の間です。
爪の間は以外と汚れがたまりやすい場所。
清潔に保つためにも短く切りそろえましょう。
ネイルをしている方は、この時期はネイルアートは避けましょう。
装飾品は控える
指輪や腕時計など装飾品も汚れがたまりやすい場所です。
出来ればしないことが望ましいのですが、する場合、手洗い時は装飾品をはずして手洗いをし、同時に装飾品は消毒をしましょう。
髪の毛が顔にかからないように
インフルエンザの感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染やウィルスがついたものなどを触わる接触感染があります。
特に接触感染はインフルエンザウィルスがついたものを触った手で、無意識に顔を触れることでウィルスが鼻や口に侵入することもあります。
出来るだけ顔には触れないようにしましょう。
また髪の毛も知らず知らずのうちに顔に触れますので、髪の毛が顔にかからないようまとめましょう。
こまめな水分補給と加湿
喉や気管を乾燥させないようこまめに水分補給をしましょう。
また部屋の湿度は50%~60%前後に保つようにしましょう。
十分な睡眠と栄養を摂る
インフルエンザは免疫力が低下していると重症化する場合があります。
日頃から十分な睡眠と栄養バランスが良い食事を摂り、ストレスや疲労をためないようにしましょう。
インフルエンザかなと思ったら
インフルエンザの特徴として急な発熱や咳・くしゃみ、鼻水、または筋肉痛のような身体の痛みや関節痛を伴う場合があります。
私が過去数回かかった時は、発熱前に急激な悪寒がありました。
インフルエンザにかかったばかりでは発熱しなかったり、発熱しないタイプのインフルエンザもありますので、急激な悪寒、喉・鼻の症状、筋肉痛のような痛みなどを感じたら、速やかに医療機関を受診しましょう。
自己判断で市販薬を服用したりすることは控えましょう。
医療機関で診療を受ける際の注意点
医療機関で診療を受ける際は、受付でインフルエンザの可能性もあることをお伝え下さい。
医療機関によっては、待合を他の患者さんと一緒にしないよう隔離したり、待ち時間に検査をしたりする場合もあり、スムーズに対応が出来ます。
また飛沫感染を防ぐためマスクを着用しましょう。
私はクリニックでの勤務初年度、2度インフルエンザにかかりました。
一度かかったからそれでかからないと言うものではなく、季節関係なく、条件がそろえばかかります。
日頃から予防をこころがけ、ウィルスに負けないカラダ作りをしましょう!