こんにちは。
更年期世代の女性のカラダづくりを応援するパーソナルトレーナーの浅見です。
春本番、薄着になる季節に向けて、今から運動を始めようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、フィットネスクラブでも年間を通して入会者が増えるのがこの時期。
首都圏であれば、ターミナル駅には必ずと言っていいほど大手フィットネスクラブがあり、人気の路線であれば駅をはさんで2~3件ある駅も。
フィットネスクラブに通ってみたいけど、何をどう選べばいいのか、悩みますよね。
初心者の方が失敗しないフィットネス選びにはコツがあります。
フィットネスクラブ選びで大切なのは通いやすさ
フィットネスクラブに通う目的はカラダを動かすこと。
フィットネスクラブに通う多くの方が健康のため、ダイエットのため、とカラダを今よりも良くする目的で通っています。
カラダを変える、筋力をつけたり、体脂肪を落としたり・・・するためには、月1回、通う程度では、その目的は達成できません。
理想的なのは週2~3回通うこと。
忙しい毎日の中で週2~3回、新たにどこかに通うことは大変です。
実際に運動をする時間を1時間とします。
準備をして、着替えて、運動して、シャワーを浴びて・・・
と、これだけでざっと30分はかかります。
それに加えてフィットネスクラブまでの往復の時間を片道15分とすると、少なくとも2時間程度は必要です。
ここでポイントとなるのは
通いやすさ
家の近く、職場の近くなど、日常生活の中に取り込める場所が望ましいです。
仕事の帰りにちょっと寄る、家事の合間に行く、など、日常生活に組み込むことで継続しやすくなります。
出来れば自宅近く(30分圏内)をお勧めします。
私は以前、職場の近くのフィットネスクラブに通っていましたが、フィットネスクラブで汗をかいて火照ったカラダのまま電車で帰宅していたので、自宅に着くまでにカラダが冷え風邪をひきやすかったり、週末もわざわざ会社の近くに出向くため、気持ち的に休まることがありませんでした(失敗談です)。
フィットネスクラブの種類
複数の選択肢がある場合、どのフィットネスクラブにするか迷いますね。
どのフィットネスクラブも特色がありますが、施設そのものはさほど大きな違いはありません。
フィットネスクラブの種類
総合フィットネスクラブ
スタジオ、マシン、プール、お風呂などが完備されている大型の施設
更にテニススクール、ゴルフスクール、スイミングスクールなど、スクールも開催しているクラブも
※プールやお風呂がない(シャワーのみ)の小規模施設もある
マシン特化型ジム
スタジオやプールなどがないトレーニングマシンのみが置いてある施設
パーソナルトレーニングスタジオ
1対1で行うパーソナルトレーニングを行うスタジオ
種目特化型スタジオ
ヨガ、ピラティス、ダンス、ボクシングなどに特化したジム
その他(沢山あるので割愛します)
何を目的に通うのか(トレーニングなのか、レッスンなのか、プールなども利用したいのか)によって変わりますので、ご自身の目的を明確にしましょう。
漠然としている場合は総合フィットネスクラブをお勧めします。
フィットネスクラブの料金設定
それぞれフィットネスクラブに特色がありますが、料金設定などは大差ありません。
総合フィットネスクラブで月会費10,000円前後(立地、施設の規模・内容などにより前後します)。
まずは
いつ通うのか
を明確にしましょう。
フィットネスクラブによっては
・デイ会員(平日の昼間限定)
・ウィークエンド会員(週末限定)
など、時間を限定した会員制度を設けている場所もあります。
料金は時間制限がある分、割安になっているのでフィットネスクラブ初心者などにはお勧めです。
体験入会をする
立地(通える場所か)、料金設定(予算に見合っているか)を確認したら体験入会をしましょう。
体験入会のポイント
通う予定の時間帯に訪れる
フィットネスクラブは曜日(平日か週末)、時間帯(午前、日中、夜)によって客層が変わります。
実際にご自身が通う曜日や時間帯に訪れ、雰囲気を確認しましょう。
疑問や不安はスタッフに質問をする
疑問や不安は対応するスタッフに質問しましょう。また、その時の対応も確認しましょう。
入会後も疑問や確認したいことが生じます。
それらに誠実に対応してくれるかも確認するポイントです。
気になる場所もチェック
例えばトイレや浴室など(私はものすごーーーーーーーーーーく気になるので、ここは必ずチェックします)が清潔が保たれているか、など、気になる方はチェックしましょう。
スタジオプログラムは事前にチェック
スタジオプログラムが気になる方はネットなどで事前にどのようなプログラムがあるのか、ご自身が通う予定の時間帯に出たいプログラムがあるのか、を確認しましょう。
例えば、ヨガがやりたいと思って入会しても、通う時間帯にヨガが入っていない場合もあります。
お目当てのスタジオレッスンがあれば受けてみる
ご自身がやってみたいスタジオプログラムがあれば受けてみましょう。
そのプログラムが合うのか(楽しいと感じるか)、客層はどうか(クラスの雰囲気)、インストラクターの雰囲気など。
パーソナルトレーニングを検討している場合
館内のトレーナー紹介なども確認しましょう。
対応するスタッフにご自身の悩みや目的を伝え、合ったトレーナーがいるか質問しても良いと思います。
時間帯によっては実際にセッションしている様子を目にすることも出来ますよ。
※フィットネスクラブによってはパーソナルトレーニングを実施していない場合もあります。
まとめ
カラダづくりは継続することが大前提です。
意気込んでフィットネスクラブに入会したとしても、2~3回通っただけで足が遠のいてしまうことは多々あります。
継続するためには継続できる環境が大切です。
そのためにも
・通いやすさ
・使いやすさ(トレーニングマシン、スタジオレッスンなど)
・心地よさ(スタッフの対応、トイレや浴室の清潔さなど)
を事前にチェックしましょう。