今すぐやめたい。姿勢をよくするために胸をはっていませんか？

2024年6月15日

みなこ

こんにちは。
ごきげん美人育成コーチの浅見美菜子です。

街中で姿勢が良い人を見て、ハッとしたことはありませんか？

姿勢が美しいと、それだけで
見た目の美しさが3割増し
になったり
見た目-10歳くらいに見えたり
仕事が出来そう
生き生きしている
など、ポジティブなイメージを持たれます。

50代になると姿勢が悪くなるとますます老けて見えるので姿勢は気になりますよね。

そんなとき、あなたはどうしていますか？
姿勢を良くしようとして胸を張っていませんか？
じつは、胸を張ってしまうと姿勢が良くなるどころか逆効果。
場合によってはカラダを痛めてしまうことも。

「だって、子供のころから胸を張りなさいって言われてきた」
そうなのです。私も言われたことがあります。
なぜか胸を張ることが良い姿勢だとすりこまれているんです。

胸をはるのが良くない理由

姿勢を良くしようとぐんと胸を張っると一見、姿勢が良く見えます。
ですが、その姿勢は腰を反らせながらお腹を突き出しています。
いわゆる反り腰、ポッコリお腹。
さらに突き出たお腹が太ももに負荷をかけるので、太ももがパンパンに張ります。

美しいボディラインを意識しているのであれば、反り腰もぽっこりお腹も太ももパンパンもさけたいですね。
さらにこの状態が続くと、腰痛や膝痛を引き起こすこともあります。
ボディラインの美しさ、カラダの機能面、両面から「胸をはる」ことはおすすめしません。

私が考える理想的な姿勢

理想的な姿勢とは横から見たときに耳～肩先～骨盤～膝～くるぶしが一直線上にある状態と言われていますが、私が指導をするときは逆から行います。

足裏が床を押す感覚があるか
→脚のどこにも力みがなく伸びている
→骨盤が立っている→背骨のどこにも力みがなく骨盤に乗っている
→その上に頭が乗っている

足裏を土台に、積み木のようにそれぞれのパーツが乗っているイメージです。
積み木ってどこかがズレると、その上はぐらぐらになりますよね。

人体も同じです。見せかけだけ良い姿勢にしようとしても、土台である足裏が役割を果たせていなければ、どんなに良い姿勢と言われることをしたとしても、崩れやすく、やり方によっては逆効果になることがあります。

今日から実践したい、
姿勢を改善する第一歩

あなたが「本気で」（ここ大事）姿勢を改善したいと思っているのなら、今日からやって欲しいことが3つあります。

1．足裏のマッサージ
足裏をマッサージしましょう。
マッサージボールを足裏でぐりぐり（コロコロじゃなくて）転がしてもいいし、手をグーにしてごりごりしてもOK。
ふだん、足裏を気にしていないとけっこう痛かったりします（笑）。
足裏はケアをしないとガチガチに硬くなりやすい部分。
足裏が硬いと姿勢だけではなく、全身に影響が出るので、今からケアをする習慣をつくりましょう。

ちなみに私は湯船の中でぐりぐり・ごりごりやっています。

2．足指のマッサージ
足裏と同様に足指も大事。手の指を足の指にからめて、ぐるぐる回しましょう。
足指がかたいと回らないかもしれません。
やっているうちに動くようになるので、気にせず続けて下さい。

3．骨盤底筋のスイッチをOnにする
カラダの土台は足裏です。カラダを分解して上半身と下半身に分けた場合、上半身の土台になるのは骨盤です。
その骨盤を支えているのが股にくっついている骨盤底筋。
生理用品をイメージしてもらうといいかも。
あんなカンジの筋肉がついていて、骨盤を安定させています。（大雑把な説明（笑））

カラダの各機能が正常にはたらいていれば、骨盤底筋も自然に連動してはたらきますが、姿勢の乱れやカラダの使い方の癖で連動できていなくて、骨盤底筋がはたらいていないケースがあります。けっこう多い。

なので、骨盤底筋を働かせる練習をしましょう。
お股のあたり（骨盤底筋）を軽く締めた状態で、下腹を大きく膨らませる腹式呼吸を繰り返します。
腹式呼吸ではたらく筋肉と連動して骨盤底筋も動きます。うまくはたらいていないと、感覚が感じられないかもしれません。はじめはOK。

繰り返し続けていると感覚がよみがえってきます。