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女性の美を仕事にするためイメージコンサルタントの資格を取得。

ホテルや結婚相談所などでのべ500名の魅力を引き出すパーソナルカラー診断や立居振舞の指導を行う。

身体も心も美しく変わるフィットネスに魅了されパーソナルトレーナーに転向。
のべ20000名のセッションを行う。

【実例】心のリハビリテーション

当ブログは広告を扱っています。

人は変わりたいと願っても簡単に変わることはできません。

変わるための第一歩を踏み出すことがとても難しい。
今回はその第一歩を踏み出して、変わり始めたクライアントの実例を紹介します。

Bさんのストーリー

・年齢 50代半ば(男性)
・職業 大手金融機関勤務(管理職)
・お悩み 双極性障害(躁鬱病)がなかなか改善しない
・経緯 心療内科のドクター、カウンセラーの勧め
・トレーニング内容 マインドフルネス瞑想
・パーソナルトレーニングの頻度 月1回(オンライン)

今回ご紹介するBさんは双極性障害で通院している心療内科のドクターやカウンセラーの勧めで
マインドフルネス瞑想に興味を持ちました。
双極性障害と診断されてから数年、投薬とカウンセリングを続けてきましたが、
思うように改善できず、そのことがBさんを更に追い詰めていました。
近年、マインドフルネス瞑想がメンタル疾患に良いと言う認識が広まりつつあります。
恐らくその流れでBさんの主治医やカウンセラーもBさんにマインドフルネス瞑想を勧めたと思われます。

(私から見た)Bさん

Bさんとの初対面は調度1年前、無料カウンセリングにお申込みいただきZoomを通して対面しました。
Bさんは金融機関に勤めている方のイメージ通り、とても真面目な印象です。
心療内科のドクターやカウンセラーに勧められる前から瞑想に興味があったとのこと。
ご自身で調べて何回かトライしたようですが、上手くいかなかったそうです。
瞑想をしようとすると色々なことが浮かんできてしまい、「無」の状態にしようと一生懸命になっているうちに
自分が何をしているのかわからなくなってしまったそうです。
とにかく真面目で一生懸命、一旦、始めたことは手を抜かずやりきる、
そんな印象でした。
また呼吸が浅く、息をするのが苦しそうに見受けました。

Bさんのセッションは月1回、オンラインで行うことになりました。
まずは簡単にできるものから、それを1日5分、仕事の合間、帰宅後など、行いたい時に行う、
ことを初月の宿題としました。
瞑想に慣れること、瞑想をするときに起こりうる色々な状態に気付いて慣れていくこと、が課題です。
1月自習をしてもらい、翌月のセッションではその時に起きたこと、疑問に思ったことなどを話ながら、
次の課題に進めました。

真面目なBさんらしく、初めはきっちりと課題をこなそうとしていましたが、
徐々に緩急つけられるようになっていきました。
仕事が忙しくて、それどころでなくなる日もあります。
サボった自分もOKと受け入れる、生真面目なBさんにとってはとても大切なプロセスでした。

セッション開始から半年後くらいからBさんに変化が見え始めました。
呼吸が整ってきたのです。
初対面の時の体験レッスンでは、呼吸が上手くできないことにとらわれていましたが、
セッション開始から半年経った頃から、自然に深い呼吸ができるようになってきました。
またその頃から表情が和らいできました。

Bさんのお話

瞑想がメンタルに良いと聞いて、今までも何度も試してみましたが上手くできませんでした。
1年前に主治医やカウンセラーから勧められた時に、きちんと指導してもらえる人から指導を受けたいと
パーソナルセッションを探しました。
先生に決めたのは話しやすくて瞑想の知識や技術がしっかりしていると感じたことが一番大きかったです。
瞑想を指導している人は沢山いますが、良くわからないのもあって(スピリチュアル系)、
そういうのはどうかなと思っていたので、地に足が着いている感じが良いなと思いました。
これはセッションを始めてから感じたのですが、先生が医療機関でも指導実績があること、
そして前職が会社員だったことも僕にはとても良かったです。
僕の病気は不安定で躁と鬱の波がありますが、どんな状態でもしっかりと対応してくれ、
医療やメンタルの知識が豊富なので安心できました。
また先生の前職が会社員だったので、ちょっとした仕事や部下の悩みを話してもわかってもらえて、
その悩みを解決するような課題を出してくれたのが良かったです。
マインドフルネス瞑想をする前は会社であった嫌なことや部下のことが頭から離れず、
考えていると眠れなくなることが良くありました。
今は、教えてもらった瞑想をすると気持ちを切り替えられて眠れるようになりました。
毎月のセッションは僕にとっては瞑想以上の内容だと思っています。
これからもずっと続けたいです。

1年後のBさん

マインドフルネス瞑想を始めて、調度1年経った3月。
Bさんは開口一番に「今日は報告があります」と笑顔でした。
通院している心療内科のドクターから症状が随分と良くなった、と言われたそうです。
ずっと不眠に悩まされていましたが、ここ数ヶ月は睡眠薬を飲まなくても良く眠れるようになったそうです。
また絶えず感じていた肩や首、頭がずんと重い感じも、最近はあまり感じなくなっているそうです。
恐らく睡眠がとれていることで、メンタルも安定しているようでした。

もう一つの大きな変化は見た目が変わったことです。
初対面の時は生真面目さが前面に出ていて、眉間に皺がありそうな、そんな雰囲気でしたが
現在は穏やかで優しそうな印象です。
この一年で体重も5Kg減ったそうです。
特にダイエットや運動はしていないそうですが、自然に減って、見た目もスッキリとしています。

Bさんの変化のストーリー、如何でしたでしょうか。
Bさんの大きな一歩は、自分でやって上手くいかないことを認め、熟達している人に指導を受ける、
と決意したことでした。
私たちは何かをする時に我流でやりがちです。
が、色々な経験上、その道のプロに習うことが、問題解決の一番の近道だと感じています。
心の変化は目に見えず、また時間もかかるものです。
Bさんの病気を克服したい、と言う熱意が、良い方向に向かわせたと感じています。

これからもBさんが笑顔で毎日を楽しめるようマインドフルネス瞑想で全力でサポートしていきます!



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