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女性の美を仕事にするためイメージコンサルタントの資格を取得。

ホテルや結婚相談所などでのべ500名の魅力を引き出すパーソナルカラー診断や立居振舞の指導を行う。

身体も心も美しく変わるフィットネスに魅了されパーソナルトレーナーに転向。
のべ20000名のセッションを行う。

40代以降は好きなことよりも楽しいことを仕事にしよう②

当ブログは広告を扱っています。

前回は「好き」と「楽しい」の違いについて、具体例を交えながら説明をしました。

今回は更に深堀をし、何故、40代以降なのか、について話をします。

女性の40代は身体の曲がり角

30代になった頃「徹夜がキツイ。20代は2日くらい寝なくても平気だったのに」
と嘆く声を良く聞きましたし、私自身も実感していました。
20代の頃は徹夜をしても、一晩寝ればリカバリーできたのに、30代に入ると一晩ではリカバリーできない。
それが40代に入ると徹夜が出来なくなります。
万が一、徹夜をしたり、明け方まで起きていようものなら、そのダメージは1週間程度続きます。
40代に入るとガクンと体力が落ちるのです。
落ちるのは体力だけではなく気力も落ちます。
40代は何かと忙しく自分のことに構う間もないままに時間が過ぎ、
自分の体力や気力が落ちていることを実感する第一歩は更年期ではないかと思います。
年齢的にも自律神経の働きが弱り、体力・気力が落ちている上に更年期でドカーンとダメージを受けるのです。

更年期は試練の連続

更年期は誰にでも訪れます。
女性だけではなく男性にも更年期はやってきます。
女性を例にすると、閉経の前後5年と言われているので平均すると
40代半ば~50代半ばの約10年が更年期にあたります(長い!)。
近年は若年性更年期もあり、20代であっても更年期の症状が出る場合があります。
ホルモンバランスが崩れ始める30代後半からプレ更年期と呼ばれる症状がでる場合もあります。
女性はある時点から、長い期間、体調の変化と付き合っていかなくてはならないのです。
更年期にホルモンバランスが乱れることに起因して起こる様々な不調が更年期障害です。
更年期障害の主なものはほてり(ホットフラッシュ)、倦怠感、イライラ、
頭痛、鬱(気力の低下)、動機、眩暈などなど、
症状の出方には個人差があり、軽度で済む人、重度であれば寝込んでしまうこともあります。
私自身も更年期真っただ中、友人とも話題になりますが、症状には個人差があります。
軽度であっても、重度であっても、更年期の症状には
身体的
メンタル的
両面があるのがやっかいです。
私はかつて(自律神経失調症になるほど)仕事人間でしたが、
40代半ば頃から何も手につかないことがありました。
気持ちでは「やらなくちゃ」って思ってPCの前に座るところまではできるのですが、
そこからぼーっとネットサーフィンしてしまったり。
頭であれこれ考えていること(仕事の段取り)と気力に差があり、
以前のように猛烈に仕事が出来なくなりました。
(自律神経失調症になってからは、仕事量は減らしてはいますが)
以前はガーーーーーっと仕事をしていただけに、同じ人間なのか?と思ってしまうほど。
何かをすることが億劫になったり(気持ちは楽しみにしているのに!)、
気力がついていかないと感じることがあります。
友人と話していても、やはり同様で
「何もしたくないよね~」
と(私だけじゃなかった~)。
更年期は思うように心も身体もついてきてはくれないのです。
そこで仕事を頑張ろうとしてしまったり、転職をすることは色々な面でハードです。

更年期の自分との付き合い方

私自身、40代に入ってから自律神経失調症になり3年間、療養生活を送っています。
そこからパーソナルトレーナーとして仕事をスタートさせたのですが、その時は更年期に突入。
自律神経失調症になる前の自分であれば、いとも簡単に出来たことが、
更年期に入ってからは時間を要しました。
症状には個人差があり、私は軽い方だと思いますが、
それでも気力が落ちていることは常に感じています。
更年期に新しいことを始めるのは、とてもハードです。
この記事を読んでいて
仕事をもっと頑張りたい
新しい仕事をしたい
新しい何かをしたい
と思っている人は、自分が思ったようにはできなくて当り前、と思って下さい。
出来ない自分に落ち込んだり、今までの自分(更年期前)と比較して
哀しい気持ちになることがあるかもしれません。
更年期は加点式です。
更年期前はぐんぐん前に進む、自分が成長する、やりたいこができる、が当たり前でした。
更年期は「できなくて当たり前」なので、できたことを良しとしましょう。
できないことに目を向けると落ち込むだけです
(それでなくても気持ちがズーンと落ち込みやすいのが更年期)。
更年期はゆっくりゆっくり・・・
そして出来たことを良しとしましょう。
何か出来たら自分を褒めましょう。
「こんなに身体がだるいのに今日も仕事に行けた」
それだけでも十分に凄いことです。

40代以降は楽しいことを仕事にしたい

更年期は自分の心と身体が思い通りにならず、また様々な不調に悩まされる時期です。
身体が不調だと気持ちも沈みます。
それとは別にイライラが止まらないかもしれません。
日常がしんどい、と感じるのが更年期なのです。
だからこそ、楽しいと感じる瞬間に出会って欲しい。
あなたが今、している仕事は好きな仕事ではないかもしれません。
ですが、ちょっと視点を変えて、仕事をしていて一瞬でも楽しいと思ったことを思い出してみて下さい。
それは何でしたか?
もし、見つからない人は、意識してみて下さい。
仕事でもいい、日常生活でもいい。
一瞬でも楽しいと感じることは何か。
見つけたら
「何故、楽しいのか」
掘り下げて考えてみてください。
それがあなたの得意なことで、あなた自身も人もHappyにすることです。

心から楽しさを感じている時、人は没頭している状態です。
マインドフルな状態。
マインドフルネスは「今、ここ」に集中していること。
楽しさを感じている時、あなたは今を存分に味わっているのです。

40代以降、心も身体もしんどいことが続きます。
そして自分で思っている以上に出来ることが少ないです。
だからこそ楽しい、マインドフルな状態を味わって充実させて欲しいと願っています。



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