こんにちは。
ごきげん美人育成コーチの浅見美菜子です。
転職したばかりなのに「やめたい」と思ったことはありませんか?
せっかく転職したのに、なんか違う・・・ってこと意外とあるんです。 そんなとき、あなたはどうしますか?
「転職したばかりなのに辞めたら、次に雇ってもらえないかも」 って心配になりますよね?
短期で転職をしていると、次の会社の採用選考で不利になることは事実です。
ですが、理由が納得できるものであれば、会社によっては面接に進むことがあります。
今回は、外資系、日本企業で人材採用を担当していた視点から、 短期の転職についてお話します。
●元人事責任者として20000名の従業員の採用・育成経験
●ごきげん美人育成コーチとして延べ30000名以上の
心とカラダの健康を サポート
●50代以降の女性のキレイを応援する50代(絶賛、婚活中💦)
短期での転職がそこまでダメージにならないケース
一般的に短期間で転職を繰り返すのは良くないと思われています。 それは採用側からしたら「せっかく採用したのに、また辞めてしまうんじゃないか」と危惧されるから。
人材を採用するのは労力もコストもかかります。 (企業側も良い人材を確保するために必死!) やっと良い人材を採用できたのに、すぐに辞められると関係者全員の労力が無駄になります。
そもそも採用面接は入社後のミスマッチを防ぐために行うもの。 事前に話をして、お互いのことをすり合わせしていくんです(お見合いみたいなものです)。
なので、短期で離職をしていると 「この人はやめ癖があるのかな」と思われてしまうのも事実。
でも、それをカバーできるほど納得の理由があれば、短期離職はそれほどマイナスにはならないこともあります。
企業側は入社後に活躍してくれる人材を求めています。 離職理由がそこにマッチしていればOK。
たとえば・・・
前々職は法人営業をしていて実績もある。 前職でも法人営業で採用されたら、実際は毎日ノルマをこなさなければならない飛び込み営業だった。
自分の強みは、クライアントの問題解決をし、クライアントの事業の発展に貢献すること。 だけど飛び込み営業ばかりだと、それが生かされない。 そこで御社の法人営業の求人を見て、自分の強みが生かせ、御社や取引先に貢献できると思った。
これだと転職者の「強み」が明確で、企業側もこの候補者を採用したら「どんなメリットがあるか」イメージが沸きますよね。
採用面接で注意したいこと
実際に短期で離職した人材を採用したことはあります。
実は私も短期で転職をしたこともあります(笑)
希望の会社に採用されたのに「あれ???」って言うことはけっこうあります。
採用面接はお見合いみたいなものなので、 候補者も多少、自分を盛るけれど、企業側も盛っている可能性もある!(なので、企業側が話していることが真実なのか、候補者側も見極めてね)
短期で辞めたくなるのは、こんな理由ってあると思うんです。
「ノルマがキツイ」
「聞いていた仕事と違う」
「先輩がパワハラ(人間関係)」
「(入社前と)条件が違う」
これらが事実だったとしても、企業側は企業の悪口を言う人を好みません(ここめっちゃ大事!暗記してね)。
短期での離職がネガティブではなく、前向きな理由からだと感じさせることがポイントです。
今、あなたが転職を考えているのなら、 「次の会社で何ができるか」 と言う視点で考えてみて下さい。企業側は「即戦力」が欲しいので、できる限り採用後のイメージがわく人がいいんです。
(事実だとしても) 「あの会社は残業代もでなくて、部長がすぐに怒鳴って・・・」 と言ってしまうと、企業側は「うちに入社しても、同じこと言うんだろうな」としか受け取りません。
あくまで前向きな理由と貢献・活躍してくれる人材か、で判断するので、その点を忘れないでくださいね。
お祈りメールは(NG)は
気にしなくてOK
前向きな理由で転職し、強みを生かして活躍もできそうなのに、 希望している企業の書類選考が通らなかった。 落ち込みますよね。 でも、あなたが気にする必要はありません。
- 応募者がめっちゃ多い
- あなたよりも希望にマッチした人材が応募してきた
- 額面通りの体裁を気にする
- 社内で適材が見つかった!
NGになる理由は様々です。 だからあなたが気にする必要はありません。 NGになっても、あなたの人格が否定されたわけではないのですから。
人材採用はタイミングが大きく影響します。 タイミングは誰にもコントロールできないのです(だから「ご縁」って言うのですね)。
焦りは禁物
反対に短期離職者でも気にせずにガンガン採用している企業もあります(人の出入りが激しいというか・・・)。 そこで働く目的があれば話は別ですが、「短期で転職しているから」と後ろめたい気持ちで焦って応募するのは、お勧めしません。
どうしても「質より量」になる企業はあります。 それを理解した上で、そこで経験を積みたいのであれば頑張って下さい。 でも「どこも雇ってくれない」と嘆きながら、「いつも求人が出てるあの会社だったら」と応募する前に冷静になりましょう。
また短期で離職をせざるを得ない状況に追い込まれるかもしれないからです。
人の出入りが多いということは、何かあります。
(それが良い悪いではなく、企業風土的なもの)
1回くらいの短期離職であれば、前述した通り前向きな理由であれば、採用される可能性もあります。 ですが、短期離職を繰り返していると、その次の就職活動はかなりハードルが上がります。
焦る気持ちもわかりますが、 本当にやりたい仕事なのか そこで成長が望めるのか を冷静に考えて決断しましょう。
前向きになんてなれないんだけど・・・
身も心もボロボロに疲れ果てて「前向きな理由なんてない」と言うこともありますよね。 そんなときは、まずは自分を守りましょう。
転職先が決まらないまま短期で退職を決断することは勇気が要りますが、一旦、心やカラダを壊すと、社会復帰するまでに時間がかかります。その前に、自分を守る選択をしましょう。
そして、心とカラダの疲れが取れてから、改めて次のことを考えましょう。 疲れているときは前向きな考えや冷静な判断はできないものです。 心とカラダが元気になれば、今まで見えなかったものも見えてきますよ。
まとめ
- 短期で転職をしても、採用されるケースはある(ただし、一般的に良いイメージはない)
- 自分の強みを明確に、前向きな理由で応募する
- 不採用だったとしても人格を否定されたわけではない
- やりたいこともないのに、焦って大量採用している企業に応募するのは悪循環になる可能性がある
- 今、前向きになれないほど疲れているのなら、まずは自分を守ろう
人生の中には、自分の力ではどうすることもできないこともあります。ですが、切り拓いていくのはあなた自身。 それには前向きなパワーが必要なのですよ。