心がしんどいあなたへ。マインドフルネスができること。

「なんだかしんどい」と感じた時、あなたはどうしますか?
その症状が何かネットで調べたり、紹介されている良さそうな方法やサプリメントを試すかもしれません。
私たちは「心がしんどい」ことは、あまり人には話すことができません。
家族、友達、信頼できる仲間がいても、心のことについては何故かオープンにすることができず、
一人で抱え込みがちです。
だからこそ知って欲しいことがあります。
今回は心がしんどいと感じたあなたに是非、読んでいただきたい話です。

心がしんどくなったら

心がしんどくなるサインは沢山あります。
 寝ても疲れが取れていない
 起きるのが辛い
 些細なことに過敏に反応してしまう
 何もやる気がおきない
 身体がだるい
などなど
心がしんどい時は心だけではなく、身体にも症状が出ますし、気力も落ち生活全体が沈み込みます。
何かがあった訳でもないのに、心と身体がずんと重い感じは、
誰かにどう説明して良いのかわかりません。
そんな時、一番にしていただきたいのは
病院を受診すること
です。
心療内科かメンタル的な症状(どうしようもない不安など)があれば精神科を受診しましょう。
そもそも心がしんどい時、私たちはそのことを認めたくありません。
多少の疲れがあっても
「なんでもない、寝れば治る」
と思い込んでいます。
ですが、寝ても取れない、続く場合は、まずは病院を受診しましょう。
症状が進んでしまうと寛解まで時間を要します。
病院の受診は早ければ早い方が良いのです。

メンタル系の薬を飲みたくないと思っているあなたへ

「病院を受診しても薬を出されるだけでしょ?」
「メンタル系の薬は飲みたくない」
と思っている方は少なくないと思います。
かつて自律神経失調症で悩んでいた私もその一人でした。
自律神経失調症なのに精神を安定させる薬を飲むなんて、と思っていました。
当時、私の自律神経は交感神経が暴走している状態だったので、
どうにかしてその暴走を抑えるためには投薬治療が必要だったのです。
メンタル系の薬を倦厭する理由の一つに副作用があります。
メンタル系に限らず効果がある薬の殆どは何らかの副作用があります。
それが少しで済む人もいれば、強く出る人もいます。
薬にも相性があるのです。
1つの症状に対しての治療薬は複数あります。
副作用がきつければ、そのことを主治医に伝え薬を変えて、自分に合う薬を見つけましょう。
一般的に薬そのものの効果は凡そ2割程度と言われています。
「えっ、飲んでも意味ないじゃん」
と思うかもしれません。
薬が効いたと感じる主な要因はプラシボ効果と言われています。
良く例えられるのが
「風邪の症状が辛くてしんどい」
と訴える患者さんが
「風邪が一発で治る薬です」
と医師から処方された薬を飲んだら一発で治った。
でも中身はただのビタミン剤だった。
と言う例です。
 医者が処方した薬
 薬は効果がある
のプラシボ効果に薬本来の効能が加わって効果となるのです。
かくいう私も風邪をひいた時など病院で処方された薬を飲むと
「病院で出された薬は良く効くよね~」
と嬉々として頓服し、実際にすぐに回復したのですが、よく見たら葛根湯で家にもあった、
と言うことがありました。

信頼できる主治医を見つける

プラシボ効果の一つに主治医との信頼関係があります。
医師に限らず、信頼できる人の言うことは試してみたり、素直に聞くことができますよね。
主治医も同じです。
「この先生の言うことなら聞いてみよう」
と思える先生を見つけて下さい。
私が自律神経失調症だった時もセカンドオピニオンの先生を主治医としました。
薬のこととか、こんなこと聞いてもいいのかな?、と思うようなことも話せそうだったのです。
(実際、何でも聞いたり、話ができました)
病気の治療には医師とのキャッチボールができるか、がとても大切なポイントです。
私が勤務しているクリニックでも、口コミで遠方からいらしたり、
たどり着くまでいくつかの病院を受診した、と言うケースは珍しくありません。
医師とも相性があります。
手間はかかりますが「この先生なら」と思える先生に会えるまで探してみて下さい。

心がしんどい、にマインドフルネスができること

やっと本題(前振り長い!)ですが、何故、こんなに長い前振りになったかと言うと
病気やその一歩手前の時に「まずは病院を受診する」と言う当たり前のプロセスが抜けてしまう人が多いからです。
今はネットで欲しい情報が得られる時代。
効果がありそうなサプリメントや「心を解放する●●セラピー」とか気軽に試せそうなものが沢山あります。
またYoutubeでも検索すると様々な動画がヒットします。
私が指導しているマインドフルネスもメンタル(疾患)に効果があると認知されているので、
メンタルの不調に悩む方のニーズもあります。
が、その前にまずは病院を受診することが先です。
病気を診察・診断・治療できるのは医師だけです。
(ここめっちゃ大事)
他の医療従事者は医師の指導・監督下でリハビリテーションなどの治療行為、類似する行為を行うことができます。
要は医師以外は勝手にあれこれやっちゃいけない、のです。
医師が診察・診断することで、患者の症状はどの程度でどのような治療が必要なのかを判断しますが、
それがその患者さんが回復するための最短ルートなのです。
少しでも症状を改善したい、と言う想いで勝手にあれこれやることで、却って回復を遅らせてしまったり、
症状をこじらせてしまうこともあります。
マインドフルネスの話に戻ります。
上記の理由で私が指導依頼を受けた際は、必ず医師の同意確認を行っています。
私はクライアントの状況(事情)を理解し、サポートしたいと思っていますが、
心や心の病気のプロ(医師)ではないので診断も治療もすることはできません。
マインドフルネスでできることは「気づき」を与えることです。
マインドフルネスを通して自分の心の癖に気付くこと。
気づくことで無意識に行っている思考に対処することができ、日常生活が楽になる、
治りたい、状況を良くしたいと願う人が自発的に行動するための手助けをする、
それがマインドフルネスでできることです。
また上述したようなサプリメントや●●セラピーのような民間療法で気になるものがあれば、
試す前にそれがあなたの症状にとって効果的なのかどうか主治医に相談をしましょう。

最後になりますが、診察・診断・治療は医師しかできないと先述しましたが、
治すのはあなた自身です。
治したい、良くなりたいと願う気持ち、
そのために習慣を変えたり、何かに向き合わなくてはならないこともあるかもしれませんが、
地道に1つずつ行っていく。
その一歩一歩が寛解に繋がります。
主治医を始めカウンセラー、私のようなトレーナーは主治医を指揮官とした、
あなたをサポートするチームメンバーと理解していただけるとわかりやすいと思います。
決してマインドフルネスをするから治るのではなく、
治すために着実に行動するあなたの真摯な気持ちが寛解に繋がるのです。
そのことを念頭においていただけると嬉しいです。
この記事がメンタルの不調に悩むあなたの役に立てたら嬉しいです。


Copyright © 2018 Minako Asami.

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