パーソナルトレーナーの認定資格 NESTAについて

これからパーソナルトレーナーとして活動したい、もしくは既に活動しているけどメジャーな資格を取得したい、
と思った時に真っ先に思いつくのがNESTAの資格ではないでしょうか。
日本の他のパーソナルトレーナーの資格と比較して、歴史が浅いと言われているNESTAも
フィットネス業界ではかなりメジャーになっています。
今回はNESTAの資格取得について説明をします。

NESTAとは

NESTAとは全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会が発行しているパーソナルトレーナーの資格で、
アメリカに本拠地を置くパーソナルトレーナーの認定団体です。
1992年に発足、日本には2007年から、現在世界約80か国でNESTAの資格を持ったトレーナーが活躍している
国際的な団体です。

NESTAの受験資格

詳細はこちらをご参照下さい。

注意しなければならないのは、受験時に
・PFTのテキストを購入済み
・CPR/AEDの講習を受講していること
・18歳以上で高等学校卒業のもの
・実務経験、もしくは関連施設での指導経験や体育系の学校を卒業していること、該当しない場合はNESTAの養成講座を受講していること
が前提となります。

私は全く異業種から未経験でのチャレンジでしたので、NESTAの資格取得のための専門学校に通学し、受験資格を取得しました。
このように細かな受験資格がありますので、テキスト購入前にチェックをしてみて下さい。

NESTAの認定試験

詳細はこちらをご覧下さい。


試験内容はNESTAのテキストから万遍なく出題されます。
NESTAの認定試験の時間は120分、全125問のうち100問以上正解で合格となります。
内容はすべてマークシート(4択)で、実技はありません。

正答率は80%ですが、1点でも足りなければ足切りをされてしまいます。
NESTAの合格率は50~60%ですが、何回もチャレンジしている人もいますので、
テキストを万遍なく理解することが求められます。

NESTAの難易度

上述した通り、正答率80%で足切りされます。
問題自体は全てテキストから出ますので、テキストを隅々まで理解していれば難しいことではありません。
ただ本当に万遍なく出題されるので、学科によって好き嫌いがあったりすると1点で泣くことになるかもしれません。

私は未経験(異業種)、そして絶望的に理数系が苦手でしたのでとても苦労しました。
人体に関することなので内容が完全に理系で、テコの原理とか計算、そしてまた計算・・・
専門学校の同期に模擬試験を作ってもらったり、前日の試験対策ゼミでも先生に徹底して指導していただき、随分と助けていただきました。
事前に知っていたらパーソナルトレーナーにならなかったかも、と言うくらい理数系が苦手でした。
幸か不幸か前社を退社後にNESTAのテキストを購入し、開いて絶叫。。。
退社しちゃったから勉強する以外に道はなかったのですが。

元々、理数系元々、理数系が得意であったり、受験資格にある体育系の学校に通っていたり、フィットネス系の施設で働いていたりして、ある程度の基礎があれば、きちんと勉強をすれば合格できると思います。

反対に私のように
全くの異業種(フィットネスのフの字もかすっていない)
理数系が絶望的に苦手
だったりすると、大学受験勉強よりも勉強をする羽目になるかもしれません。

NESTAとNSCAの違い

パーソナルトレーナーの認定資格を取得する場合、もう一つメジャーなNSCAとNESTA、どちらにするか迷うこともあると思います。
私は元々はNSCAの認定資格を取得する予定でした。
NCSAは日本での歴史がNESTAよりも古く、日本での認知度が高いからです。
ですが、NESTAに切り替えた理由として、私自身がフィットネスクラブでの活動をイメージしていたという点があります。
NESTAとNSCAのテキストの量を比較すると、どう控えめにみてもNSCAの方が倍の量はありそうな、かなりボリュームがあります。
それはNSCAはスポーツの現場指導も想定した内容が組み込まれているからです。
NESTAでもスポーツ指導を想定した内容は組みもまれていますが、NSCAはよりそこに重きを置かれています。
反対にNESTAはビジネス色が強く、自分で営業をする(フリーランスなど)ためには何が必要か、と言った内容が組み込まれている点が大きな特徴です。
パーソナルトレーナーもビジネスの一つと言う考え方が私にフィットしたのと、自分自身の活動内容にスポーツ指導は考えていない、と言う点で、最終的にNESTAを受験することに決めました。
反対にスポーツ現場での指導やアスリート指導などを検討している方はNSCAの方が向いていると思います(もしくはアスレティックトレーナー)。

NESTAの試験が難しいと言われている理由

NSCAと比較すると勉強する範囲も広すぎず、基礎的な内容が多いので、テキストをしっかりと理解していれば問題はないと思います。
ですが
「NESTAの試験って難しいって聞きます」
と言うご質問も多く、またネットでもそのような検索ワードがヒットします。

NESTAの試験が難しいと言われているのは、
80%以上の正解率
ではないかと思います。
NESTAは全125問中100問以上正解しないと合格にはなりません。
99問正解しても不合格なのです。
以外とこの100問以上がやっかい。
専門学校の同期も、この100問以上に泣かされた人が何人もいました。

NESTAの試験内容はすべてテキストから出題されますので、テキストを徹底し、理解していれば合格できるはずですが、ちょっとうる覚えだったりすると、ひっかけ問題に引っかかってしまうこともあります。
合格率が50~60%と言われているゆえんです。

NSCAは出題の範囲が広いですが、スケールド・スコアと言われている相対スコアが用いられていますので、その時の受験生の解答率に左右されます(平均合格率は65%程度)。

ざっくり言ってしまうと
NESTAは範囲は狭いけど、1点で泣くことがある
と言うことです。

さいごに

私はNESTAの資格を取得して良かったと思っています。
私が活動する場に選んだフィットネスクラブのほとんどが、受験要綱の資格欄にNESTAが含まれているからです。

ですが、NESTAの資格があるからパーソナルトレーナーとして役立っているか、と言うと、そこはNO.です。
資格はフィットネス業界で活動するためのパスポートのような位置づけです。
「私は人を指導する上で、最低限の知識を身に着けています」
と言う証明のようなものです。
実際にお客様を指導する場においては、正直、全く足りません。

こちらの記事にも書きましたが

実際の指導で不足している部分を自分で学んでいく、これが生涯続くのがパーソナルトレーナーではないかと感じています。

この記事がパーソナルトレーナーを志している方のご参考になれば幸いです。

Copyright © 2018 Minako Asami.

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