自律神経失調症の治し方⑩ 最後の試練、そして寛解

私自身の自律神経失調症の闘病記「自律神経の治し方」の第10回。
一進一退を繰り返しながら寛解の兆しが見え、ヨガを通して私自身の在り方も変わり症状が落ち着いてきました。
今回は最後の試練と寛解までについて書きます。

今までの経緯はこちらをご覧下さい。

「自律神経失調症の治し方」③~⑨のリンクは下部に貼り付けます。
宜しければご覧ください。

最後の試練

自律神経失調症の闘病生活が丸3年経つ頃、症状はかなり落ち着いていました。
もしかしたら、この頃に社会復帰できたのかもしれませんが、
完全に社会復帰をするまでにはここから更に半年を要しました。

それは私の仕事(パーソナルトレーナー)を考え、薬を服用していない状態で社会復帰をしたい、
と言う強い希望があったからです。
人の元気と健康に貢献する仕事の私が、陰で薬を飲みながら・・・
と言う状態は「健康」とは言えないと思っていました。

そこで断薬するために、症状が落ち着いていたこの頃から減薬を始めました。
減薬そのものは、その半年前から初めていましたが、ここからは薬を1日おきにすることになりました。
不安がなくはなかったのですが、なんとかなるだろうと、
今回は今までと違って大丈夫だという自信もありました。

減薬が始まって2ヶ月後、教習所に通うことになりました。
同級生は高校卒業時に取得していましたが、その頃、母が入院していたこともあり、
取り損ねたまま月日が経っていたのです。
ずっと都内に通学、通勤していたので、運転免許の必要性をあまり感じてはいなかったのですが、
トレーナーとしてどこで仕事をするかわからない(家からさほど遠くない距離)こと、
出張にも気軽に対応できるフットワークでいたい、両親も年を取ってきている、
など色々な状況を考えて、取得しておいた方がよいだろうと思い、主治医に相談をしました。
主治医も賛成をしてくれ、教習所に申し込みをしました。
教習所には自律神経失調症で通院中のことを事前に伝え、入学の許可をいただきました。

この教習所が思った以上に大変で。
私は興味がないことはあまり頭に入ってこない性質なので、本当に苦労しました。
車の運転も向いているとは思えず。
教習所に通い始めたことを後悔しました。
学科も実技も苦痛で苦痛で仕方なかったのです。

そして試験のプレッシャー。
自分自身、大丈夫か不安に感じながらも、どうにか仮免、卒検と順調に進めることが出来ました。
そして試験を受けるに際し、免許センターに自律神経失調症で通院中であることを問い合わせをしたところ、
主治医の許可書(同意書)の提出を求められました。

主治医に話して同意書を書いてもらったのですが
「この仕事していて、こう言うの書いたのはじめて。他の患者さん、どうしてるんだろう。。。」
二人で無言になったことを覚えています。

当時、減薬中ではあったものの、薬の副作用で眠気が想定される薬を服用していたこと、
また万が一、自律神経失調症の症状が出た場合、私の場合はめまいなので、
やはり免許センターに知らせておいた方が良いだろうと思っていました。

ちなみに受験前に免許センターの審査のようなものもありました。
一時はどうなるかとあやぶまれましたが、無事に免許を取得することが出来ました。
そんなに苦労して取得したのにペーパードライバーです(笑)。
※2022年ペーパードライバーを卒業しました

そして寛解

秋から始めた減薬は徐々に間隔をあけ、冬には主治医の指示ではなく自己判断で、となりました。
そして薬の必要性を感じず、飲まなくなってからも症状は安定していたので、年明けに寛解となりました。

同時に社会復帰も条件つきで許可がおりました。
はじめは週2~3日、1日3~4時間程度にとどめておくこと
様子を見て大丈夫そうであれば、徐々に勤務時間を増やしていきましょう
と、その後も月1回のペースで3ヶ月ほど通院しました。

最後の診察時、主治医が
「本当に変わったね」
と嬉しそうに言ってくれました。
考え方もそうですが、初めて診察を受けた頃と比べると体重も20Kg近く減り、
症状がしんどいときは思い切り浮腫んでいたので、見た目も随分と変わったと言われました。

余談ですが、主治医の寛解宣言後、再び免許センターに寛解証明証を提出しました。
試験に合格した際に寛解したら、知らせるよう言われていたのです。
心療内科に通院している場合、受験前に審査があったり、
各段階で主治医の証明証を提出しなければならなかったり、手間がかかりますが、
車の事故は多くの人を巻き込んでしまう可能性があるので、厳しくて当然だと感じています。
免許センターの方もとても親身になってくださり、寛解の時は一緒に喜んでいただきました。

それから10年、自律神経失調症を再発することなく元気に過ごしています。

次回は自律神経失調症寛解後、また今後は自律神経失調症のあれこれについて書きます。

宜しければご覧ください。

Copyright © 2018 Minako Asami.

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