自律神経失調症の治し方③ 原因(私の場合)

こんにちは。

パーソナルトレーナーの浅見美菜子です。

私自身の自律神経失調症の体験談、第三回目。

今回は自律神経失調症を発症した原因について書きます。

1回目、2回目はこちらをご参照下さい。

自律神経失調症の治し方① はじまり

自律神経失調症の治し方② セカンドオピニオン

 

目次

自律神経失調症は既にはじまっていた

自律神経失調症を発症した2011年5月からさかのぼること半年前に一度、めまいを感じたことがありました。

起床時に頭の中がぐるぐるする感じがあったのですが、少し横になると落ち着きました。

5月の時よりは軽い症状です。

思えばその頃から既に自律神経が悲鳴をあげていたのだと思います。

その頃、規則正しくきていた生理も来なくなっていました。

生理が来ないことに疑問を感じながらも、フィットネスクラブに通って身体を動かしていた私は、わずらわされるものがなくていい、くらいにしか思っていませんでした。

この時、きちんと婦人科を受診したり、自分の身体と向き合っていれば、長い闘病生活を送ることはなかったかもしれません。

発症から半年前のめまいは一週間ほどで感じなくなりました。

それまでめまいがしたことは人生で数えるほどしかなかったので、この時は

疲労かな

くらいにしかとらえていませんでした。

私は体調の変化で病院に行く習慣がないため、行かなくて済むなら行きたくないと、ちょっとくらいの不調は症状が治まればそのままにしていました。

20代、30代の半ば頃までであればこのスタンスでも良かったのかもしれませんが、40代にもなると自覚がなくても身体に変化が生じています。

当時はそんなことを考えることなく、自分自身の心身の健康を信じて疑っていませんでした。

自分の身体を過信していたのです。

 

自律神経を乱す生活習慣

当時、私は企業の人事の責任者として勤務していました。

いくつかの企業を経験、当時勤務していた企業に転職して7年が経っていました。

その前は外資系企業に勤めていました。

外資系は本国(米国)と日本では時差があるため、電話会議、メールのやり取りが深夜に行われることもありました。

また時差の関係で早朝からの会議も珍しくありませんでした。

とても不規則だったのです。

当時、私が勤務していた企業は国内系の企業でしたが、小売業だったこともあり、店舗は日祝祭日は営業していましたので、そういった意味では、本部は土日休みであっても、電話やメールで対応をしたり、緊急時には出勤することもありました。

そうなのです。

ずっと不規則な環境で仕事をしていたのです。

ただ、不規則な環境に慣れてしまっていて、それが不規則だとは感じていなかったのが問題でした。

店舗の営業時間がありますので、店舗のリーダー達を交えた会議は早朝か閉店後に行われたり、もしくは店舗が開店して一段落着くころ(一般企業でいうお昼休みの時間帯です)に行われることが多かったので、必然的にお昼休憩も取れないことが殆どでした。

仕事は充実していてとてもやり甲斐がありましたが、ストレス解消目的でフィットネスクラブに通っていました。

フィットネスクラブに行くために仕事を終わらせて、ダッシュでフィットネスクラブに駆け込んで、スタジオレッスンで汗を流して深夜に帰宅、そこからまたメール、着信チェック、対応と、就寝時間は2~3時、そして6時起床です。

早朝会議がある日は5時起床。

平均すると就寝時間は4時間とれていれば良い方でした。

起床後、すぐにメールチェック、返信し、それから朝食を摂っていました。

昼食が食べられないことが多いため、食べられる時に食べようと朝食はいっぱい食べていました。

パンが大好きなので、菓子パン5個にデザート(ヤマザキのまるごとバナナとか)がお決まりの朝食でした。

仕事中は行きつく暇もないため、お水のようにコーヒーを飲んでいました。

数えたことはないけど、1日10杯以上は飲んでいたと思います。

(この激しすぎる食生活が後にトレーナーになるきっかけにもなります)

●不規則

●慢性的な睡眠不足

●乱れた食生活

●リラックスする時間がどこにもない

●常に何かに追われるように仕事をしていた

当時の私の状態を箇所書きするとこのような感じです。

 

自覚症状がなかったストレス

1つの企業の人事の責任者としてやらなくてはならないことは山積みです。

やってもやっても次々、仕事が湧いてきて、また人が相手ですので問題も起きます。

いつ、何が起きても対処できるように常に緊張状態が続いていました。

当時、慢性的な肩こりに悩まされていました。

週末が近づくにつれて背中に石がドーンと乗っかるような、肩だけではなく、頸、背中までガッチガチです。

週末、時間をつくっては整体やリラクゼーションサロンに駆け込んでいました。

60分では私のガッチガチの身体はほぐれないので、90分やってくれるところを探して通っていました。

でも結局は水曜日頃から身体はガッチガチになって悲鳴を上げていました。

私の一週間はその繰り返しでした。

 

歯医者に行った時のことです。

ドクターから

「歯ぎしりしてるね」

と指摘を受けました。

全く自覚はないのですが、かなり歯ぎしりをしているだろうし、歯を食いしばる癖があるのではないか、と。

エナメル質が削れるほど、歯の表面が削れているそうです。

 

私が自律神経失調症を発症したのは2011年5月のことです。

その年は3月に東日本大震災があり、その対応に追われていました。

ある会議でのことです。

私は何かを考えていたのだと思いますが、気が付くと息を止めて奥歯を食いしばっていました。

その時、はじめて

「歯を食いしばる癖ってこのこと」

と自覚が出来たのです。

無意識に息を止めていたので、呼吸も浅く、動悸がして、少し胸が痛みました。

その時は歯を食いしばっているだけだと思っていましたが、

呼吸を止める、呼吸が浅いこと

も自律神経の乱れに大きく影響しています。

結局、私は歯を食いしばり続け、2本の歯を噛みしめてなくしています。

それほどまでに無意識に強い力で歯を食いしばっていたのです。

 

私は仕事柄、様々な適正テストを受ける機会がありました。

従業員に導入するにあたり、まずは自分が受けて、当たっているのか、制度に取り入れることが出来るのか、確認していたのです。

どの適正テストを受けても、私はストレスに強く、冷静と言う結果が出ました。

人事の仕事は従業員からの風当たりが強い時もありますし、何か問題が生じた時は矢面に立たされます。

後輩の女性スタッフ達は、この仕事に耐えられず泣きながら退社したこともありました。

私は動じることなく、淡々と仕事をこなせていたので、やはりメンタルは強かったのだと思います。

ですが、元々の性格がおっとりしていて、平和を好むため、オンタイム(仕事中)の私自身とオフタイム(元々の性格)のギャップが生じ、それがかなりのストレスになっていたのだと思います。

仕事と割り切っていても、寝ている時、無意識に歯ぎしりをしたりしてストレスを発散させていたのです。

ある程度はストレス耐性があったのだろうと思いますが、それを過信し、いつの間にか

私にはストレスはない

私はストレスは感じない

と信じていました。

そのせいでかなり無理をしていたのだろうと察したのは、自律神経失調症を発症してからのことです。

 

次回は自律神経失調症発症後から退社までについて書きます。

宜しければご覧下さい。

 

 

 

 

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