自律神経失調症の治し方① はじまり

こんにちは。

パーソナルトレーナーの浅見美菜子です。

 

今回から何回かに分けて自律神経失調症について書いていきます。

私自身、重い自律神経失調症にかかり3年間の闘病生活を送りました。

自律神経失調症の症状は何となくの身体の不調から、私のように寝込むほどの重度のものまで幅広く、

また完治が難しいともいわれています。

当時、私自身もネットで調べまくり、自律神経失調症の方のブログを読んだりしましたが、10年選手はざらで、完治は難しいから、

自律神経失調症とつきあっていく

そんな考え方の方もとても多いです。

重症の自律神経失調症だった私は3年間の療養後、主治医からも寛解と言われ、社会復帰をして以降、再発はしていません。

また年齢的に自律神経失調症と同様に悩まされるはずの更年期障害もさほど感じていません。

このシリーズでは、自律神経失調症になるまで、なってから、寛解、社会復帰するまでの私自身の体験をご紹介します。

 

目次

起き上がれないほどのめまいの正体は自律神経失調症だった

2011年5月のある朝、目覚ましの音で目が覚め、ベッドから起き上がろうとしましたが、頭の中がぐるぐると回るような感覚があり、半身を起こしたものの、そのままベッドに倒れこんでしまいました。

これが、この後、長い付き合いになる自律神経失調症の始まりでした。

風邪をひきやすいものの、今まで病気らしい病気をしたことはなく元気で仕事をバリバリこなしていました。

当時は企業の人事の責任者として重責を担っていましたが、ストレスに強い性格で、何かに悩んだりストレスを溜めることもありませんでした。

初めてめまいで倒れこんだその時は、次年度の新卒採用活動が一段落したタイミングで、ハードな仕事の山を越え、疲れがどっと出たのだろうと思っていました。

それまでも、毎年のように新卒採用活動が一段落すると、風邪をひいてダウンすることが恒例行事になっていました。

今までと同じく1日~2日ものんびり過ごせば、元通り元気になるだろうと信じて疑っていませんでした。

その日はめまいで起き上がることが出来なかったのと、仕事も一段落していたので、大事をとって仕事を休みました。

寝ていると頭の中がぐるぐると回る感じは落ち着くのですが、起きようとするとぐるぐるまわりはじめます。

ぐるぐると言うか、ふわふわと言うか。

なんだか頭の奥の方がふわんふわんしているような。

そのせいか気持ち悪く、身体もなまりのように重く、だるく。

十分な睡眠をとれば落ち着くだろうと思っていました。

 

総合病院を受診

ところが、私の予想に反して、何日経っても症状は変わりません。

ベッドから起きようとすると頭がぐるぐるするような、ふわふわするような。

寝ても寝てもだるさが取れず、起きている時も頭がぼーっとしています。

頭の奥の方でふわんふわんしている感じ。

それでも症状が軽減していれば良いのですが、全く変わっていないどころか、酷くなっているような。

さすがにただごとではなく感じ、3日目に総合病院を受診することにしました。

ネットで「めまい」「だるい」で調べると、一番怪しいのはメニエール病です。

当時、私が勤めていた会社にも何名かメニエール病にかかっている従業員がいましたので、メニエール病の症状などは把握していました。

次に疑われるのは脳関係の疾患。

まさかと思いたかったのですが、当時40歳を過ぎていましたので、身体に何が起きても不思議ではありません。

仕事、仕事、仕事で毎日ハードワークに追われ、自分の健康管理など全くしてこなかったので尚更です。

そこで、あらゆる可能性を調べてもらえる総合病院を受診しました。

受付で症状を伝えたところ、案内されたのは耳鼻科。

色々な検査をしましたがメニエール病ではありませんでした。

次に案内されたのは脳神経科。

こちらでも様々な検査をしましたが異常なし、とのこと。

脳神経科のドクターから

「心療内科を受診してみて下さい」

と言われました。

「心療内科???????」

「自律神経の乱れからきている可能性もあるので、心療内科を受診してください」

と。

その時、はじめて自律神経の存在がクローズアップされました。

当時、勤めていた会社にも自律神経失調症に悩まされている従業員も何名かいました。

ぼんやりする頭の中で

「もしかして自律神経失調症?あれって長くかかるやっかいなヤツだよね」

と、ある従業員の顔を思い浮かべていました。

とても仕事熱心な従業員で、その仕事ぶりが認められ、大抜擢されてから数か月後に自律神経失調症を発症して休職していたのです。

本人は職場復帰を強く希望していましたが、ドクターから許可がおりず、そんなやりとりを数回繰り返し、私は本人とドクターの間に入って、今後の方向性を決めているところだったのです。

「私が?」

と実感がわかなかったものの、まだ自律神経失調症と決まったわけでもないので、とりあえず自宅近くの心療内科を調べました。

その総合病院には、何故か心療内科だけがなかったのです。

 

めまいの正体はやっぱり自律神経失調症

自宅の近くにはいくつかの心療内科がありましたが、不安や細かい話を聞いてくれそうな印象から女性のドクターがいるクリニックを受診しました。

心療内科を受診するのは初めてでしたので、ドキドキしながら待合に座っていました。

なんだか学校の廊下を思い出すような雑風景で無機質な待合室。

腰かけている椅子は背もたれもなく、4つ脚のスツール。

ちょっとでも動けば隣に座っている人と肩や腕が触れてしまいそうな近さ。

落ち着かずそわそわしていると名前を呼ばれ、指示された部屋に入りました。

扉を開けると、目の前に扉。

部屋の入口の扉、数歩進んでまた扉、更に数歩進んで扉。

その扉を開くと診察室になっていましたが、ドクターが遠い。。。

なんと表現したらよいのか。。。

ドクターと患者の間に距離があるのです。

遠い。。。

心療内科なので、突然興奮して暴れだしたりする方もいるかもしれないので、防衛のためなのかな、と思いながらドクターの問診に答えていました。

「自律神経失調症ですね」

と、淡々と病名を告げられました。

やっぱりそうだったのか

と、落胆しつつも

「どうしたら治りますか?もうこれ以上、仕事を休めないし、どうにか治したいんです」

と訴えると、ドクターはボードを出し、私に見せました。

「どっちがいい?副作用があるかもしれないけど仕事に行ける薬と副作用が少ないけど症状が改善されるのに時間がかかる薬」

そのボードには、この薬を選ぶとこうなる、みたいなことがチャートで描かれていました。

副作用は嫌だけど、仕事復帰したかった私には前者しかありません。

私がそのように答えると

「そうよね~」

と、一人で納得するドクター。

なんだか違和感を感じなくもありませんでしたが、初めての心療内科。

こんなものなのかしら。

処方された薬を飲んだら、めまいや身体のだるさが少しはましになった気がして、何とか身体も動かせたので翌日から仕事復帰をしました。

これで何日かすれば薬がもっと効力を発揮して、今まで通りに過ごせるだろうと安心したことを覚えています。

ですが、ここからが長い長い闘病生活のはじまりだったのです。

 

次回は自律神経失調症とセカンドオピニオンについて書きます。

宜しかったらご覧下さい。

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