【体験談】痩せたけど失敗だったダイエット

ダイエットは痩せたら成功と言われていますが、本当にそうでしょうか。
頑張って痩せても、それが自分が望んだ結果でなかったら。
今回は約1年半かけて15Kg痩せた私自身の体験と「その後」に起きたことについてお話します。

年齢なりにぽっちゃり気味だと思っていたけど、実は・・・

私が本格的なダイエットに励んだのは今から10数年前のことです。
当時、会社員だった私は仕事が多忙で、何となくぽっちゃりしつつあるものの
40代になったばかりの私は年齢なりのものだと思っていました。
当時は昼食を摂る時間もなく、1日1食の日も。
忙しい合間にフィットネスクラブに行き、深夜までスタジオレッスンに励んで汗をかき、
太る要素がない生活でした(当時の勝手な思い込み)。
パーソナルトレーナーに転向するために退職後、運動の知識が全くなかったため
専門学校に通学しました。
そこで先生に言いにくそうに言われたのです。
「君は優秀だけど、人前には出せないよね。この体型じゃ」
と腕をつままれました。
「えっ、私ってそんなん?」
そこで久しぶりに体重計に乗ったところ
体脂肪率45%
「・・・身体の半分が脂ってこと~」
と初めて自分のことを客観的、かつ冷静に見ることができたのでした。
何より「試験に合格してもパーソナルトレーナーになれないかも(どこも雇ってくれない)」
そこで本格的にダイエットに取り組むことにしたのです。

私が行ったダイエット

パーソナルトレーナーになるために本格的なダイエットに取り組んだのは試験に合格してから
暫くしてからでした(自律神経失調症でダウンしていたので)。
体調が落ち着き、社会復帰が視野に入った頃にダイエットを開始しました。
当時、取り組んだのは
グルテンフリーとカロリー制限
パーソナルトレーニングでのヘビーウェイトの筋トレ
グルテンフリーは小麦粉製品を口にしないダイエット方法です。
グルテンフリーをやってみて気付いたのですが、小麦粉は色々な製品に使用されています。
パン、麺類、菓子類は勿論、カレールーなども口にしないようにしました。
トレーニングはガッツリ筋トレです。
100Kg単位でマシンを動かしたり、フリーウェイト(マシンを使用しない筋トレ)で
数十キロ単位でかついだり、持ち上げたりしました。
グルテンフリーの効果はすぐに現われ、ダイエット開始から3ヶ月で-5Kgになりました。
その頃から身体も引き締まってきました。
元々ストイックな性格なこともあり、目に見えて身体に変化が出る、日々変わる数字を
追いかけるのが楽しくなりダイエットに没頭しました。
最終的には1年で-15Kg、体脂肪率は9%になりました。
その頃は体脂肪率や体重が1%、1gでも増えるのが許せなかったのです。

私を目覚めさせた一言

体脂肪率が9%になると、身体はバッキバキです。
もうどこからどう見ても筋肉がムッキムキ。
その頃、体重・体脂肪の数字を追いかけることに取りつかれていたので、
客観的に自分の状態が見えていなかったのです。
ある日、久しぶりに会った男友達に言われました。
「痩せたの凄いけど・・・、ボディビルダーになったの?」
「ええええええええー----っ」
良い感じに筋肉がついていると思っていたのに、ボディビルダーに見られている。。。
そして更に久しぶりに会った恩師にも
「頑張ったと思うけど、ゴールを決めた方がいいんじゃないかな」
と。
当時の私は女性らしいボディラインを逸脱してムッキムキだったのです。

色々なことは後からやってくる

普通、そこまでムッキムキになる前に気付くんじゃ・・・と思われそうですが、
例えば女性は体脂肪率が20%を下回ると生理が止まったり、肌や髪の毛がばさばさになったり、
身体に変調が起きると言われていて、身体に異変でもあれば気付いたと思いますが、
当時は全く問題がなかったのです。
「体脂肪率20%以下は危険って言われているけど大丈夫じゃない」
と、そのまま突き進んでいました。

男友達や恩師の一言で方向性が違うことに気付き、今度は体脂肪率を20%まで戻すことにしました。
食事制限をやめ、グルテンフリーを緩め、ヘビーウェイトの筋トレは辞めました。
ダイエットを辞めて半年ほどした頃から生理不順になりました。
元々生理前のPMSが酷かったのですが、それが悪化し、起きていられないほど。
その頃から右腕にかすかな痺れも感じていました。
仕事柄、腕を酷使するので疲労が蓄積されているのだろうと思っていましたが、そこから長い年月をかけ
約10年後に肩から上に腕を挙げると電気が走るような痛みが生じました。
胸郭出口症候群です。
激しい筋トレをしていた頃は自分の身体のメンテナンスもあまりしていなかったので、
そのツケが長い年月をかけて現れたのです。
何より私は悲しいくらい筋肉質になり、ヘビーウェイトのトレーニングをやめても、
ちょっと動かすと「ムキっ」としてしまう、女性として最大のコンプレックスを抱えることになったのです。

何のためのダイエットだろう

私がダイエットをした最大の目的はパーソナルトレーナーになるためでした。
実際、トレーナーとしては筋肉質の身体は
「トレーニングを積んでいるトレーナー」
として良しとされました。
ですが、本心では女性らしい柔らかでしなやかなボディに憧れているのです。
「痩せる」
と言っても色々な痩せ方があります。
私のように筋トレメインにすると、ビルダー路線まっしぐらになるかもしれませんし、
また中年期以降の女性が有酸素運動を頑張り過ぎた場合はしわっしわになってしまうかもしれません。
若い頃はまだ肌に張りがあり、痩せてもそこまでしわっしわにはなりませんが、
肌の張りが失われてくる中年期以降はしわっしわになってしまう可能性もあります。
また筋トレもやり方によっては身体の欠点を助長させたり、怪我や疾患の原因になります。
ダイエットをする前に
どんな風になりたいのか
もっと突き詰めて
何故、ダイエットをするのか
について考えてみて下さい。
ダイエットの基本は
消費カロリー>摂取カロリー
ですが、理想の自分によってアプローチ方法は変わりますし、もっと言ってしまうと
あなたの身体(体質、身体の癖)や性格、ライフスタイルでもアプローチ方法は変わってきます。
理想の自分になるためのダイエットは自分に合った方法を見つけることです。
個人的には、どのクライアントにも身体のコンプレックスや悩みをなくして、
なりたい自分になるための手段の一つになるよう、日々、セッションを提供しています。

この記事がダイエットに悩むあなたの参考になれば嬉しいです。



Copyright © 2018 Minako Asami.

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