ピラティスこそパーソナルトレーニングがお勧めな理由

こんにちは。

更年期世代の女性のカラダづくりを応援するパーソナルトレーナーの浅見です。

私はフィットネスクラブでもフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動をしています。

会員さんとお話をしているとピラティスが好きで、週2~3回ピラティスのレッスンに参加している方も結構いらっしゃいます。

先日、会員さんとこんな会話をしました。

会員さん 「今日はピラティスで尿漏れ対策のレッスンをしたんです」

私 「いいですね!どんなレッスンだったんですか?」

会員さん「脚の間にボールをはさんで、膝をぎゅっと閉じると尿漏れの対策になるって言っていました」

ピラティスにも流派があるので、流派によって違うのか、それとも会員さんの理解がそうなっているのかは定かではありませんが、私が知っている限り、膝を閉じても尿漏れ対策にはなっていないと思います。

熱心にピラティスのグループレッスンに参加している方でも、しばしばこのようなことがあります。

 

目次

ピラティスはある意味難しい

ピラティスはカラダの深部にあるインナーマッスルを使いながら、全身を動かすことで鍛えたり、整える効果があります。

人間のカラダ全体には約600個ついていると言われている筋肉は、目に見えて動きに作用する筋肉(アウターマッスル)の下にも筋肉があり、3~4層に重なっていてそれぞれが異なる作用をします。

深部の筋肉、骨や内臓に近い部分に着いている筋肉は深層筋(インナーマッスル)と言われ、触診できるものもあれば、触診できないものもあります。

そのためその筋肉を動かしている感覚は普段は感じにくいものです。

例えばお尻の筋肉の大殿筋。

この筋肉は股関節の動きに作用しますので、歩く時に脚を後ろに蹴りだすような動作で動かしている感覚が得られやすい筋肉です。

同じお尻の筋肉でもインナーマッスルである上双子筋。

この筋肉も股関節の動きに作用しますが「今、上双子筋を動かしている」と言う感覚は得られにくいし、そもそも、その存在は専門職以外の方には知られていないようなマニアックな筋肉です。

ピラティスは普段、意識しにくいインナーマッスルに意識を向け、インナーマッスルとカラダの機能(アウターマッスルや関節)を繋げていくので、ある意味マニアックでもあります。

 

アウターマッスルとの区別がつきにくい

人は動く時に大きくて力を発揮しやすいアウターマッスルを使います。

そのアウターマッスルの奥にあるインナーマッスルは力を発揮すると言うよりは骨や内臓を支えたり、内側からアウターマッスルの動きをサポートする存在。

大きな動きは生み出さないため、インナーマッスルの動きをアウターマッスルで代用してしまうことがしばしばあります。

比較的動きがわかりやすいインナーマッスルである呼吸時に動く横隔膜も、横隔膜がどこにあるのかがわからなければ、インナーマッスルを動かしているつもりで、アウターマッスルである腹筋(腹直筋)をぎゅうぎゅう動かしている、と言うことはざらに起こり得ます。

クリニックでも腰痛のリハビリテーションで腹部のインナーマッスルのトレーニングを指導する場合がありますが、定期的にピラティスのレッスンに参加している、と言う患者さんであってもピラティスの基本である腹部のインナーマッスルが使えてないことは多々あります。

それくらいインナーマッスルを使う感覚を得ることは難しいのです。

 

インストラクターの導き方

ピラティスの指導者コースは短期で取得できるものから、ある程度の期間をかけて取得するものまで様々です。

フィットネスクラブや専門スタジオのオーディションに合格するとレッスンを担当することが出来ます。

これは私個人の私見ですが、ピラティスを指導するにあたっては深い専門知識が必要だと感じています。

一般的なトレーナーなどに求められる解剖学の知識以上の知識です。

カラダの深層にあるインナーマッスルは触れない、見えないものも多々あります。

クライアントの動きや感覚を観察し、どこがどうなっているのかを推測し、瞬時に判断をしてかなくてはなりません。

カラダの動きは筋肉や筋膜の繋がりで作られます。

筋膜は筋肉を覆いながら全身に繋がっています。

指導する場合は、全身に目を行き渡らせ、どこの動きが滞っているのかを見つけなくてはなりません。

その場合、やはり深い解剖学の知識は勿論、運動生理学などの知識も必要とされます。

 

あるバレリーナの方の例

リハビリから発祥したピラティスはニューヨークのダンサーに支持されたころで広まりました。

その経緯もあり、ピラティスはダンサーの中ではとてもポピュラーな存在です。

先日、やってきたバレリーナの方も、バレエの先生から言われて定期的にピラティスを受けているそうです。

ですが、どうしても股関節の痛みが取れず悩んでいました。

踊る時は勿論、何をしても痛み舞台に立つことができなくなり、私のところにやってきました。

そのバレリーナの方は背部の筋膜が硬化していたのと、バレエで酷使する脚のインナーマッスルの使い方がうまく出来ていませんでした。

それらを改善したところ、股関節の痛みは落ち着きました。

「脚を動かしても股関節が痛くないのは何年ぶりだろう」

と喜んでいらっしゃいました。

カラダを正しく使うことはプロであっても難しいのです。

 

私自身、ピラティスをすることでカラダの使い方が変わり、自らその効果を感じています。

だからこそ、ピラティスでカラダを変える、姿勢や疾患を改善する場合は、グループよりもプライベートレッスンの方がより効果を得られやすいです。

ピラティスにご興味がある方、これからピラティスをはじめてみたい方は、その目的によってグループレッスンかプライベートか選択してくださいね。

 

 

 

 

 

 

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