パーソナルトレーナーのオーディション事情

フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動したい、
と思った時にまず通過しなくてはならないのがオーディションです。
オーディションは主に大手フィットネスクラブ、フリーランスに業務委託をしているパーソナルジムで実施されます。
私自身もパーソナルトレーナーになる時にオーディションについて調べたのですが、
意外と情報が少なく、知人や先輩に聞きまくった経験があります。
今回はパーソナルトレーナーのオーディションについて、実際にフィットネスクラブで活動していた
私の知る限りですがお話します。

オーディションとは

フィットネスクラブもしくはプライベートジムで活動をする際、そこがパーソナルトレーナーとして求めている基準に達しているか、確認をするため試験や実技を行う場合があります。
面接だけのところのあれば、筆記試験や実技指導、フォームチェックなど本格的な技能をチェックするところもあります。
オーディションの内容は所属するクラブやジムによって異なります。

パーソナルトレーナーは技術も必要とされるため、面接だけではなく、指導の仕方などを確認されることもあります。

私が過去に受けたオーディション

私が過去に受けたオーディションは主に
大手フィットネスクラブ
特化型ジム
の2種類です。

東急スポーツオアシス(2015年のオーディションですので、現在は変わっているかもしれません)
・応募資格 1年以上
・必須資格 記載なし
・オーディション形式 書類審査通過後、筆記試験と実技試験(指導技術、フォームチェック、接客スキル)

某大手フィットネスクラブ①
・応募資格 指導実績1年以上
・必須資格 クラブが指定する資格のいずれか(NESTA、NSCA、健康運動指導士など)
・オーディション形式 書類審査通過後、本部にて面接 本部面接通過後、所属支店にて面接

某大手フィットネスクラブ②
・応募資格、必須資格 そのクラブが推奨するトレーニングの受講者(未受講の場合は次回の開催までのタイムラグが生じてしまうのと、受講料は自腹です)
・オーディション形式 面接通過後、筆記試験(持ち帰り)

某特化型トレーニングスタジオ
・応募資格、必須資格 記載なし
・オーディション形式 書類審査通過後、面接のみ

私はフィットネスクラブので活動を希望していたので、フィットネスクラブを中心にオーディションを受けましたが、
それぞれカラーが異なります。
その中でも私が活動した東急スポーツオアシスはパーソナルトレーナーとして必要なスキル全体をチェックしていました。
筆記試験はNESTAやNSCAの資格保有者であれば回答できる内容ですが、私が取得しているNESTAの試験がマークシートだったのに対して、オアシスは全て筆記でしたので理解力が問われるのと、足切りラインがあるので1点足りず涙を飲んでいる人もいました。
その点は資格保有者であっても気が抜けないかもしれません。

その他、トレーナー仲間から聞いた話です。
・ゴールドジム 業務委託契約形態が他のクラブと異なっていること、また想定される指導対象者がボディメイク希望とされることから特殊性があり、ハードルが高いと聞いています。

・某大手フィットネスクラブ
応募条件、必須資格有り
多くの方が知る大手フィットネスクラブですが、活動を希望する店舗での面接のみ

・某中規模フィットネスクラブ
応募条件、必須資格 記載なし
活動を希望する店舗での面接のみ

オーディションから活動開始までの期間

オーディションから活動開始までの期間は平均すると1ヶ月~1ヶ月半程度です。
支店で直に採用する場合はもっと早いかもしれません。
本社を通すケースだと、受け入れ側もトレーナー側も準備があるため1ヶ月半はかかるかもしれません。

勤務開始までに用意するもの

各クラブの規定に準じたユニフォームやシューズ、場合によってはヘアスタイルチェンジなどが必要です。

・東急スポーツオアシス
 用意するもの  クラブ指定のユニフォーム(購入)
 ヘアスタイル、シューズなどの指定なし

・某大手フィットネスクラブ
 用意するもの  クラブ指定のユニフォーム(本部→支店→支給)
 ヘアカラー(明るさ)、ヘアスタイル(顔が見える)、シューズ(カラー指定)、ソックス(カラー、長さ指定)

・某特化型トレーニングジム
 ユニフォームなどの指定なし、だがそのジムが契約している某スポーツブランドのウェアを着用

クラブによっては指定がなく自由なところもあるようです。

フィットネスクラブで活動するメリットとデメリット

ここまでお読みいただいてフィットネスクラブで活動するのって意外と面倒だと思われたかもしれません。
が、フィットネスクラブで活動するメリットも沢山あります。

メリット
フィットネスクラブで活動をするメリットは、ずばり自分で集客をしなくてよい点です。
全く無名のトレーナーがフリーランスで活動をすると、集客が難しく、仕事として成り立たない場合もありますが、フィットネスクラブに所属をしていれば、身体を動かすことに興味がある、または目的を持った意欲的なお客様層と出逢えることは大きなメリットです。

更にフィットネスクラブ内での集客のためのイベント(「〇〇体験会」など)や館内でのトレーナーの認知活動にも協力してもらえることも大きなメリットです。

そして施設が利用できること。
大手のフィットネスクラブであれば、身体を動かすために必要な道具が一通り揃っています。
トレーニング機器、有酸素マシン、ストレッチに必要なツールなど。
これらを自分で揃える場合、かなりの初期投資が必要となります。
またこれは、私がフィットネスクラブから独立した時に感じたことですが、
フリーでトレーニングをするためのスタジオ探しが一番大変でした。
予算、利便性、使用したい日時に使えるか、スタジオの雰囲気、清潔感、トレーニングするための道具が揃っているか、など。
これらはフィットネスクラブに在籍していた時は全くなかった心配事でした。
独立をして、改めてフィットネスクラブの有難さを感じています。

反対にデメリットです。

私は環境が良いクラブで活動をしていたので、フィットネスクラブで活動するデメリットは思いつかないのですが、強いて言えば報酬が折半される点です。
お客様にパーソナルトレーニングの料金を支払った何割かはフィットネスクラブ側の収入とされます。
折半の割合はクラブによって異なりますが、
8:2(トレーナー:ジム)~4:6(トレーナー:ジム)まで幅広く、一番多く聞くのが6:4(トレーナー:ジム)です。
その他、個人のジムなどは時給制や完全歩合制のところもあるようです。

面接の時に確認しておきたいポイント

1.報酬について
上記の通りフィットネスクラブやパーソナルジムで業務委託として活動をする場合、
売り上げの何割かは折半されます。
その割合はクラブによって異なるので、必ず確認をしましょう。

活動時間

活動時間は面接時にクラブとの話し合いで決まりますが、クラブによっては
最低週●日、●時間以上
の勤務を要求されるところもあります。
また、その時間内はセッションがあってもなくてもクラブにいなくてはならない(拘束)と言うところもあります。
実際にどのように活動をするのか、なども面接時に確認をした方が良い点です。

3.立地、客層など
フィットネスクラブ、そして立地でも、ある程度、客層は異なります。
活動を希望する曜日、時間帯は、どのような客層なのか、面接時に確認をしたり、事前にそのクラブに見学に行くことをお勧めします。
これは私の失敗談ですが、客層が全く合わず、早期に契約を終了したことがあります。

4.制服について
殆どのフィットネスクラブでパーソナルトレーナー用のユニフォームが指定されます。
ユニフォームが支給なのか購入なのか、自由なのか、必ず確認をしましょう。

クラブによっては、館内で着用するシューズやソックスの色、形、ヘア(ヘアカラー、ヘアスタイル)につていも細かく指定される場合があります。
これらも事前に確認をしましょう。

パーソナルトレーナーのオーディションと面接の時に確認をしたいことをまとめました。

フィットネスクラブでトレーナー活動を希望している方のご参考になれば幸いです。

Copyright © 2018 Minako Asami.

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