「ながら運動」で効果はありますか?

こんにちは。

更年期世代の女性のカラダづくりを応援するパーソナルトレーナーの浅見です。

日々、ネットニュースをチェックしていると

「一日たった5分で痩せる」

「ながら運動で痩せる」

などの記事を良く目にします。

特に何かの合間に出来る「ながら運動」はとても人気です。

本当に「ながら運動」で効果は出るのでしょうか。

 

目次

「ながら運動」で狙い通りの効果を出すことは難しい

トレーニングの原理原則で

過負荷(オーバーロード)の原理

があります。

これは

トレーニングの効果を出すためには、日常生活でかかる以上の負荷をかけなくてはならない

と言うものです。

人のカラダには適応力があります。

日常生活を送るために、ある程度の動作や負荷に慣れていきます。

筋力トレーニングは

筋肉に負荷をかけることで、筋組織を損傷させ、その組織が修復される過程でより筋肉が強くなる

ことです。

トレーニングの目的により、やり方は異なりますが(高負荷、自重など)、いずれにしても

日常生活では得られない刺激を与えること

で筋肉は発達します。

この原理からしても、日常生活の中で出来る「ながら運動」では狙い通りに筋肉を刺激し、発達させることは難しいと言えます。

 

トレーニングで大切なこと

これは私自身がパーソナルトレーニングをする時に最も大切にしていることでもありますが

どこを使っているか(狙い通りの筋肉に効かせることが出来ているか)

を感じてもらうことです。

筋肉は伸び縮みをすることで動きます。

そしてその動作(伸び縮み)に負荷をかけることがトレーニングです。

※筋肉を動かさないで負荷をかけるトレーニングもあります

筋肉が動くためには脳と神経も関与します。

今、どの筋肉を使っているのか意識を集中させることで、脳や神経も活性化され、そのトレーニングがスムーズに行えるようになったり、刺激した筋肉の発達を促します。

例えば筋トレで人気のスクワット。

見よう見まねでフォームだけ真似をしても、一番効かせたい筋肉に効いていなかったり、効かせたくない筋肉に効かせてしまったりし、狙い通りの効果を得られないことは多々あります。

トレーニングをする時

どこに効いているのか

を意識し、カラダで感じることはとても大切なのです。

「ながら運動」は何かをしながら、つまり何か他のことに意識をもっていかれている状態で、カタチだけの筋トレをすることです。

その状態で筋トレをしたとしても、狙い通りの効果を得ることは難しいでしょう。

 

「ながら運動」で効果が出る?

そうは言っても「ながら運動」で効果が出る場合も稀にあります。

それは

運動能力に長けていて、ほとんど無意識に狙い通りの筋肉を使える人

子供の頃から運動部などで活躍し、日々トレーニングをし、カラダを使い慣れ、カラダで感じることが出来る人です。

このような人は筋肉を使う感覚がカラダに身についていますので、寝そべってテレビを見ていても、脚パカ(人気ですね)で内腿の筋肉がちゃんと使えたりします。

日頃全く動いていない人

日常生活もほとんど外出せず、部屋でゴロゴロしている人です。

このような人は外出して駅まで10分歩くことが日常生活にはない行いですので、初めのうちはそれだけで変化が得られることがあります。

他の要因が関係している人

「ながら運動」を始めるのと並行してダイエットや他のトレーニングを行っている場合です。

例えば、テレビを見ながら毎日、脚パカをやって脚が痩せた気がするけど、食事改善や他のトレーニングもやっているので脚パカが効いたとは言えません。

 

「ながら運動」がOKな場合

「ながら運動」をしても大丈夫なのは

有酸素運動時

です。

エアロバイクを漕ぎながら本を読んだり、テレビ画面を見ている姿をジムで良く目にします。

有酸素運動には様々な効果がありますが、ダイエットの場合は

カロリー消費

が一番の目的です。

筋トレは狙った筋肉に負荷をかけ、発達させることですので、負荷をかける分、同じ運動を長時間行うことは出来ません。

有酸素運動は低~中強度の運動で、長時間行うことが出来ます。

運動目的が異なりますので、底~中程度の有酸素運動であれば「ながら運動」は可能です。

※安全の範囲内で行って下さい

 

トレーニングは目的に応じた強度、頻度、種目設定が重要です。

そしてトレーニングを行う時は、正しいフォームで狙った部位に効かせることが最も大切です。

そのような意味でも専門家に見てもらうことは、目的を達成させるための近道になりますよ。

 

 

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