運動初心者のためのトレーニング動画の選び方

コロナ渦をきっかけに自宅で行うオンライントレーニングの人気が高まっています。
人目を気にせず、自分が好きな時間に自宅で行えるオンライントレーニングはとても便利です。
Youtubeを検索しても
筋トレ、有酸素、痩せるダンスなどなど
沢山の種類の動画があります。
どれが良いのか、迷ってしまったことはありませんか?
今回は運動を始めたばかり、もしくはこれから運動を始めたいと思っているあなたが
何を基準に、どんな動画を選べば良いのかをパーソナルトレーナーである私が説明をします。

トレーニング動画を選ぶポイント

動画を選ぶポイントはズバリ
自分が好きかどうか
お気に入りの人を見つけることです。
動画の作り手はどなたも様々な工夫をしています。

見やすさ
文字の大きさ
音声はありかなしか
音楽が好みか
説明はどうか
わかりやすさ
インストラクターは男性か女性か
ペースは適切か
などなど、同じような内容であっても作り手の個性やテイストが異なります。
まずは気になる動画を視聴してチェックをしてみましょう。

その中から直感で「いいな」と思うものを選びましょう。
どんなにチャンネル登録者数が多い動画であっても、何となく自分と合わないものもあります。
洋服を買いに行った時、売れ筋の洋服はとても目につきやすい場所にディスプレイされていることが多いです。
パッと目につくけど、店内を回ってみたら、奥の方に気になる洋服があったことはありませんか?
Youtubeも人気がある動画が検索すると上がってきやすいですが、
検索上位でなくてもあなたのテイストに合う動画があるかもしれません。

お気に入りの動画を見つけたらまずチェックしたいこと
わかりやすいか
当たり前のことですが、改めてそう言った視点で見ると、ここにも個性が出ます。
トレーニングの場合のわかりやすいは、できるだけシンプルであることです。
・専門用語など、難しい言葉は最小限に抑えられているか
・トレーニング種目のポイントも最小限に伝えられているか

ここで私の失敗談
パーソナルトレーナーデビューをして3年経った頃の話です。
フィットネスクラブでは、たくさんのパーソナルトレーナーが在籍しているので、
常に何組かがパーソナルトレーニングを実施している環境です。
私の隣でベテラン(っぽい)トレーナーが指導をしていました。
お客様の身体の細部を細かく、細かく指示・指導していて
「かっこいい!できるトレーナーって感じ」
と感動したのです。
細部まで指示・指導できるということは、それだけ身体のことを知らなくては出来ません。
それ以来、私も真似をして、自分のお客様に身体の細部まで指導をしました。
距骨に重心を乗せて、つま先は10度内側に向けて、母指球で床をとらえて、内側アーチは・・・(永遠に続く)
と言う感じです。
お客様の身体を良くしたいと思えば、次から次へと尽きることなく出てきます。
が、ある日、お客様が一言
頭の中がパニックになっています。どこを意識したらいいのかわからなくなりました
と。
私が指示した時は、そこに意識が行きますが、その指示は次々と変わります。
そうすると、
何がどうなっているのか
何のためにやっているのか
どうすればいいのか
今の自分はちゃんとできているのか

トレーニングをする上で基本となる大切な部分に意識が向かなくなってしまうのです。
それ以来、私は1つの種目につき多くても3つのポイントを伝えるだけにしています。
場合によっては1つだけ。
今日はここだけ
私の経験上、3つ以上は意識が向きにくい傾向があります。
クリニックのリハビリで患者さんに宿題を出すことがありますが、3つ以上は覚えられない方が殆どです。
その場では覚えていますが、家に帰る頃には
なんだったけ?
と、実践する宿題は1つくらいが調度良いのです。

トレーニングで一番大切なことは
なんのために、どこを、どう動かしているか
をご自身が感じながら行うことです。
ですので、意識を向けるポイントが多すぎないことが重要です。
そして
わかりやすい
これが意外と難しい。

例えば、先ほどの例
距骨に重心を乗せて、つま先は10度内側に向けて、母指球で床をとらえて、内側アーチは・・・(永遠に続く)
もう、なんのこっちゃ、ですよね。
わけわかりません。
私自身は理解しているし、目的があって指導していますが、私がお客様だったら頭がパニックになると思います。
先ほども書きましたがトレーニングで大切なことは
なんのために、どこを、どう動かしているか
をご自身が感じながら行うことです。
トレーナーにとっての常識はお客様にとっての常識ではありません。
ですので、私の場合は出来る限り専門用語を使わない、子供でもわかるくらいにまでかみ砕いて説明をするようにしています。

視聴者にちゃんと伝わると言うことは
発信者の発した言葉や動作を視聴者が自分のこととして受け止めて、自覚する
と言うことです。

そしてもう一つ。
動きのポイントを伝えているか
どの動作にもコツがあります。
やっていいこと、やったらダメなこと。
それらを適切に伝わるように表現しているか、が大切です。

ここ数年、オンラインレッスンや動画配信サービスが盛んです。
が、それに伴い怪我をしたり、身体を痛める人も増えています。
インストラクターと同じようにノリノリで身体を動かしているつもりで痛めてしまったケースは多いです。
私自身、いくつかの動画を見比べてみましたがベテランのインストラクターは(怪我をしないよう)しっかりとポイントを伝えています。
運動に慣れていないと見抜くのが難しいかもしれませんが
・・・気を付けてね
・・・(NGケースを動作で表現している)
・・・無理しないでね
・・・代替案(これが出来なかったら、これ)
など、気遣う声掛けがあると、視聴者の動きを想定しているのではないかと思います。

まとめ
Youtubeは作り手が一方的に動画を配信する仕組みで、作り手の個性が出ます。
視聴者目線で作られているか。
見ているあなたが、自分のこととしてとらえることが出来る動画が、あなたにとっての良い動画です。
そしてその作り手に親しみを持てるか。
親しみが持てる作り手は、自分の友達のように毎日会いたくなります。
トレーニングは続けることで、身体に成果が出ます。
是非、あなたに合った動画を見つけて下さいね。

Copyright © 2018 Minako Asami.

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